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2008年3月31日 (月)

痕跡

St330017 古書店では、本の価格は裏表紙をめくったところに表示することが多いです。表示の仕方は店によって違いますが、当店では写真のような値札を裏表紙の前のページに引っかけています。オリジナルの値札を貼り付けたり、直接、鉛筆書きする店もありますが、この方法であれば本に跡は残りません。難は、本を開いたときに落ちやすいことです……。市(いち)で本を買うと時々、鉛筆書きの跡が残っており興味深いです。よく見ると違う筆跡でさらに違う跡があったりして、価格の変遷がわかります。また、お客さまから買い入れた本にも跡が残っていることがよくあります。今はない古書店の値札を懐かしんだり、よく見れば当店の筆跡だったり、古書が世の中を巡っていることがよくわかります。捨てられれば古書はそこでおしまい。このように旅をしているものとすれば、古書店は宿場のようなものかもしれません。

 昨日は一日中、雨。震えるような寒い一日でした。日付が変わっても天気は不安定で、晴れていたと思ったら突然、激しく雨が降り出したり、またからっと晴れ上がったりと気まぐれな空模様となっています。寒さで手が思うように動きません。今年も暖房を片付けるのが少し早かったようです。

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2008年3月29日 (土)

孤独

 昨日から明日まで妻が不在のため、一人で店番をしています。話し相手がおらず、いつもに増して孤独な時間です。今日はお客さまもゼロ。静かな一日です。

 昨夜は恒例、組合の若手の会合(飲み会)。芸備書房から新旧の店主が参加され、総勢9人、にぎやかな時間を過ごしました。組合のサイトをつくる以外、進行中のプロジェクトはこれといってありませんが、ヒントは案外、雑談の中にあるのかもしれません。3人寄れば、とも言います。組合が少しずつでも活性化するよう、良いアイデアを出し合っていければと思います。

 プロ野球、セ・リーグが開幕しましたね! わがカープは引き分けスタートでした。試合はまったく見ていませんが、先制あり、サヨナラ阻止あり、好ゲームだったようです。昨年の王者であり、今年も本命のドラゴンズに食らいつき「なめるなよ!」というところを見せられたのではないでしょうか。思い出がいっぱいの広島市民球場の最終年、今年は優勝という花を添えてほしいと思います。

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2008年3月26日 (水)

宝物

 午後から買い入れのため広島市内へ。途中、雨がざっと降ったり、そうかと思えば晴れ上がったり、おかしな天気でした。

 文学ばかり本棚で10本ほど。きれいに整理されています。全集がほとんどなく単行本ばかりなのは珍しいことで、個人の蔵書としては大量といえます。しかし、文学といえば今最も売れない分野の一つです。高く買うことはできない、しかし立派なコレクションではある……古書店の葛藤が始まります。「いらない本は残しておいてください。捨てますから」とご夫人の親切なお言葉。しかし、捨てると言われると何とかしてあげられないかとますます思います。結局、今日はクルマに積めるだけ積み、来週再訪することにしました。正直、すべては持ち帰れませんが、1冊でも多く買わせていただきたいと思います。

 聞けば、ほとんどが長く入院中のご主人の本だとか。話し合われ、いよいよ処分しようということになり、そのときご主人は「私が病院にいるうちに処分してくれ」とおっしゃったそうです。お気持ち、わかります。ご主人にとって、蔵書は宝物にほかならないはずです。断腸の思いで決断されたのでしょう。やや良い格好になりますが、古書店は本とともにこうした思いも引き受けています。

 熊野へ戻ると、雨がやんだ代わりに風がやや強くなっていました。寒の戻り、というほどのものではありませんが、季節の変わり目、体調を崩さないよう気をつけたいと思います。明日は定休日です。

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2008年3月25日 (火)

安くは売れません

 熊野町は晴れのち曇り。どうやら天気は下り坂のようで段々と雲が広がってきました。風も吹いており、やや寒く感じます。

St330017 写真は『日本の名随筆』『同別巻』計200冊揃です。以前も『日本の名随筆』全100冊揃を紹介したことがありますが、これに別巻の全100冊揃が加わり、全200冊揃となりました。これまでも十分場所をとっていましたが、一気に倍増したわけで、なかなか壮観です。すべて揃えている古書店は全国でもそう多くはないはずです。『日本の名随筆』は私の好きなシリーズなので安くは売れません。できれば死ぬまでに全巻読破したいと思っています(たぶん無理だと思いますが……)。したがって当面、当店の床に鎮座しそうです。地道に読み進めていこうと思います。

 気がつけば3月も最終週。確定申告、買い入れラッシュで忙しい時期とはいえ、本当にあっという間に3月が終わろうとしています。4月に入れば忙しさもひと段落するはずなので、腰を据えて仕事に励みたいところです。

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2008年3月24日 (月)

古書店のよくある一日

 開店前に熊野を出発し、広島市内へ。楽しい買い入れの時間です。お宅へあげていただき、本棚を拝見すると……立派な全集類がずらり。よくあることですが、この手のものが今はほとんど売れず、したがって買い入れもできない旨を伝えました。値段を付けられるものだけ抜き、買わせていただきました。文学全集、美術全集、百科全集……どれもかつては高価で買われたはずです。時代の流れとはいえ、お断りするときは胸が痛みます。

 昼前に店へ戻り、今度はメールへの対応。一晩でおよそ200通メールが届きますが、そのうち必要なのはいつも10通くらいです。残りはいわゆる迷惑メールです。メールを一つずつ削除していると、ため息が出ます。昼食の後、その日に発送する本を妻と一緒に荷造り。一冊一冊緩衝材を巻き、封筒に入れ、しっかり封をします。いつもおよそ1時間で終了します。

 今日は平日にもかかわらずお客さまが多かったです(といっても5名以下ですが……)。尻上がりの空模様のおかげでしょうか。朝方は曇っていましたが、現在はよく晴れています。道ばたに一輪の花を見つけました。たんぽぽでした。気のせいでしょうか、徘徊している猫の数も増してきているように感じます。

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2008年3月23日 (日)

右往左往

 朝から雨。しかし暖かく、春らしい雨といえます。ひと雨ごとに春が近づいてくるようで嫌ではありません。

 終日雨だったせいかお客さまはゼロ。実にのんびりと仕事をさせていただきました。未整理の本の値付けを急いでいますが、値付けをしても収納する場所がなくなってきました。仕方なく、棚におさまっている本を引っ張り出しては別の場所に移したりと抜本的な整理を始めたのですが、それをするとまた別の本を動かさなくてはならなくなったりで、本を抱えて右往左往。どうにも収拾が付きません。分野ごと市(いち)へ出品するなどさらに本格的な整理が必要かもしれません。今こそ、そのときのような気がしてきました。

 明日は朝から広島市内へ買い入れに行ってきます。良書との出会いが楽しみです。

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2008年3月21日 (金)

お客さまは先生

 買い入れのため呉市へ行ってきました。今日は2件。うち1件は訪ねてビックリ、お客さまは中学のときの先生でした。正直、記憶は曖昧でしたが、先生と話しているうち、そのころを思い出しました。先生の名字も私の名字もそう多いわけではないので間違いありません。懐かしすぎます。美術の先生でした。私は美術がとくに得意でも不得意でもなかったのに記憶していらっしゃるとはさすが教師というほかありません。うれしい再会でした。

 昼過ぎに店へ戻ってからはメールのご返事と荷造りをするので精一杯。定休日明けのためご注文が多めです。ありがとうございます。いつも木曜は定休日のためご返事できず申し訳ありません。汗をかきながら荷造りを終え、クルマから本をおろすと、もう太陽が西に傾きつつありました。一息つき、このブログを書いています。それにしても今日は暖かな一日となりました。20度近くあるのではないでしょうか。一昨日は大雨、昨日は強風だったので、日差しがありがたく感じられます。

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2008年3月19日 (水)

春の足音

 地元の市(いち)へ。今月も出品が多く、なかなか盛況でした。当店からの出品はいくつかが入札なしだったものの概ね買っていただき、結局、少しの売り越しとなりました。買いより売りが多いことはできれば避けたいのですが、手持ちの本が多いので今はよしとします。盛況だったのは、いつもより人数が多かったせいもあります。代表者が交代する芸備書房さんから新旧の代表者2名が、そしてアカデミイ書店さんからも今回は2名が参加されました。市の日としては久しぶりに雨となりましたが、売り買いも活発、にぎやかに過ごすことができ良かったです。

 昨日紹介させていただいた『仙人入門』が早くも売れました。ありがとうございました。あまりの早さに、今回も熟読できませんでした。仙人になる夢は、いつの日にかにとっておこうと思います。

 熊野町は昨夜遅くから雨。ほとんどやむことがなく、現在も降り続いています。久しぶりに本格的な雨となりました。今日は日中も冷え込んでいます。三寒四温といいますが、明日にはあがる雨が週末にはまた降るらしく、そのリズムに春の足音を感じます。明日は定休日です。

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2008年3月18日 (火)

仙人

 明日は第3水曜、地元の市(いち)があります。家中が本であふれかえっているため、先日の岡山同様、当店からの出品は多めです。朝から荷造りをしています。せっせと本を箱に詰めてはクルマに積んでいるのですが、積んでも積んでも店内がすっきりした感じはありません。夕暮れが近づいていますが、もうひと仕事したいと思います。

St330018_2 写真は高藤聡一郎『仙人入門』(大陸書房)です。少々疲れているせいでしょうか、こういうタイトルに手が伸びます(笑)。仙人というと、私などはドラゴンボールの「亀仙人」がまず思い浮かぶのですが、みなさんはいかがでしょうか? 中国の内陸あたりにある高山のふもと、桃源郷のような場所にたたずむ老人。世の喧噪とまったく無縁の暮らし。そんなイメージにあこがれて本を開いてみると、書かれているのは「気」という力の話でした。仙人は何百歳も生きるそうですが、その基礎となっている考え方こそ「気」で、平坦な言い方をすればこれによって心身の健康を保っているそうです。いわゆる東洋医学の本ということもできます。しかし読み進めると、なんだか自分がとてもちっぽけな存在に思えてきて、確かに仙人へ一歩近づいたような不思議な気分になる本です。誰も来ないような田舎で古書店をやって、既に仙人のような暮らしじゃないかと突っ込まれそうですが(笑)現実はそれなりに忙しく、私が悟りを開くにはまだ相当時間がかかりそうです。

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2008年3月17日 (月)

幼いきょうだい

 昨日ファンヒーターを片付けたせいで微妙に寒い月曜です(笑)。ちょっと早かったかなあ、と思わないでもないですが、そこは厚着でカバーして乗り切りたいと思います。

 お兄さんと妹さんでしょうか。近所の子どもであろう幼いきょうだいが昨日に続いて来店しました。男の子のほうは10歳前後、女の子は3つくらい下とみました。ずいぶん熱心に店内を見てくれます。本を買ってくれるわけではないのですが、二人で何やら話しながらあちこち見て回っています。店内に入るときと帰るときは礼儀正しくお辞儀をしてくれます。帰り道、二人はどんなことを話しながら歩くのでしょう? 子ども(と大人)の本離れが心配される中、このような光景に接すると心が癒される気がします。テレビゲームやパソコンも楽しいけど本もいいぞお、と古書店のおやじは思うのです。

 熊野町は晴れ。好天が続いています。雲がないので朝晩は冷え、寒暖の差が大きい毎日です。体調を崩さないよう注意したいと思います。

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2008年3月16日 (日)

改善?

 春の訪れとともにご来店のお客さまも増えつつある感じがします。晴天の日曜、今日はお客さまのいない時間があまりありませんでした。ありがとうございます。いよいよファンヒーターを片付けました。その分のスペースが空き、身のまわりが広々と感じられます。幸い花粉症はマシです。今年は症状があまり出ませんが、お仲間の皆さん(笑)いかがでしょうか? もし改善しているならうれしい限りです。

 未整理の本の山は依然としてそのかたちをあまり変えていません。が、確定申告を片付け、遠征ラッシュを終え、寒さも去り、いろいろな意味で落ち着いてきました。毎年1〜3月は買い入れの依頼が増える時期ですが、今年もおかげさまである程度、本を仕入れることができました。あとはマイペースで整理に取り組むのみです。

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2008年3月15日 (土)

飛行機雲

 昨日「不払い」について書きましたが、現在「日本の古本屋」で組織的な「不払い」が行われているらしく、各方面から注意情報が回ってきました。早速、確認してみると当店も1万円以上の被害がありました。残念です。回収の努力はしますが、悪意がともなう場合、なかなかスムーズには運ばないのが現実です。以前にも一度このようなことがあり、結局、容疑者は逮捕されたのですが、代金は支払われず、現物が戻っただけでした。それでも良いほうで、中には現物も戻らなかった古書店もあったようです。被害の規模は今回のほうが大きいようで、これを機に古書店側の警戒がさらに強まることは必至です。古書店とお客様の関係も時代とともに変化しつつあります。難しい時代になったと言わざるを得ません。

Kumo1 そんなことを思いながらふと空を見上げると、2機の飛行機がちょうど雲をつくりながら飛んでいました。飛行機雲自体を見るのが久しぶりなら、飛行機雲が2つ同時にできるのを見るのは初めてで、思わず妻を呼んでしばし一緒に見入りました。あるいは軍機かもしれません。それはともかく、快晴の空に流れる飛行機雲と、夕焼けに染まる山際へと消えてゆく飛行機を眺めつつ、店じまいを始めた春先の夕でした。

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2008年3月14日 (金)

憂鬱な時間

 相変わらず「不払い」に泣かされています。週に1回「督促デー」をつくり、メールや電話、はがきなどで支払いのお願いをするのですが、その数が10人、20人ともなるとそれだけで30分、1時間と時間がかかってしまいます。本当に憂鬱な時間です。半数は返事がありません。もちろん電話もつながりません。私としても精神的に良くなく、大げさな言い方をすれば、いつから日本はこんな国になってしまったのかとすら思います……。このようなお客様はごく一部であり、ほとんどのお客様は良い方なのですが、残念なことに「不払い」は確実に増えています。多くの古書店が「後払い」から「先払い」に乗りかえるのも無理はありません。以前も書きましたが、当店が被る損失もさることながら、大事な本の行方が気になるところです。

 熊野町は雨のち晴れ。昼過ぎまで一時強く降りましたが、今は嘘のように晴れ上がっています。向こう1週間雨は降らないとラジオが伝えていました。あちらこちらから桜の便りが届きそうです。

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2008年3月12日 (水)

冷房

 買い入れが2件。町内と呉市へ。走らせるクルマの中は暖房ではなくはや冷房です。本当に暖かくなりました。花粉さえ飛ばなければ本当に幸せな季節です。呉市のお客様は2回目のご依頼。ありがたいことです。お手伝いいただき(感謝!)クルマ一杯に本を積み込んだは良いですが、店内、家の中は本で既に一杯。大急ぎで整理をし、押し込みました。とても入らないだろうと思っても、いざとなればいつも何とかなるから不思議です。とはいえあまり新しい建物ではありません。床が抜けないよう注意したいと思います。

 明日は定休日ですが、岡山組合の市(いち)へ行ってきます。抱えている本が多いため、自然、出品も多めです。遠征が続きますが、集中して臨みたいものです。

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2008年3月11日 (火)

18箱+10箱

 名古屋組合から大市(おおいち)で落札した本が届きました(お世話になりました!)。10箱でした。相変わらず高いものほど落ちていないというしょぼさはありますが、予想よりは買えており満足です。行った甲斐があったというものです。あとは張り切って売らなければ! 何せ買うばかりでちっとも売っていないため、居住スペースまで本だらけ。先日、大阪から届いた18箱の整理も終わらぬうちに今回の10箱が到着したことで、そろそろ本当にやばいです。ぷよぷよでいうとあと2段くらいで終了の感じです。まじめに働こうと思います。

 やばいといえば確定申告もあっという間に期限が迫ってきましたが、今日は気合いを入れて申告書を作り、もう少しで完成というところまできました。今日中にはできあがりそうです。できあがったらすぐに封をし、すべてを振り払うかのようにポストへ放り込みたい、そんな衝動に駆られるのは私だけでしょうか? それくらい私にとっては苦行でありました。

 今日の熊野町は晴れ。鼻が本格的にむずむずしてきました。花粉症待ったなしという感じです。マスクをし、サングラスをかけて仕事をしたいくらいですが、それではますます客足が遠のきそうなので自重しています。一難去ってまた一難。暖かくなってきたのはうれしいのですが、私にとって春は花粉に泣かされる季節でもあります。

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2008年3月10日 (月)

がんばれQちゃん!

 土曜の夜に広島を高速バスで出発し名古屋へ。今朝、再び高速バスで広島に帰ってきました。昨日、名古屋に着いたのが朝の6時半、後にしたのが夜の11時だったので半日と少しの滞在でしたが、目一杯楽しんできました。

 ネットカフェで少し時間をつぶし、名古屋古書会館へ着いたのが朝9時。今回の市(いち)は通常より規模が大きい大市(おおいち)とあって底値は2万円(2万円から入札可能)。昨年、大阪で経験してはいましたが、普段は大市でも底値は1万円のことが多く、ましてや地元の市は1,000円なので、大きな数字を書くのは緊張します。とはいえ、びびってばかりはいられないので歴史、郷土誌関係を中心にどんどん入札。昼過ぎに会場を後にしたため正確な結果はわかりませんが、おそらく数十万円は買えているのではないかと思います。広島から外に出るときは十万円買うことを一つの目標にしているので、その点は良かったと思います。荷物は明日か明後日届くはずなので、楽しみに待ちたいです。

 名古屋古書会館を早めに出たのは、ほかでもない名古屋国際女子マラソンをこの目で見るためです。ある意味、今回の遠征の目玉でもあります。幸運なことに名古屋古書会館のすぐそばがコースになっていたので、移動しながら都合3回、ランナーたちを間近で応援することができました。最初に選手たちを見たのはスタートしてから10キロくらいの地点でしたが、その時点で高橋尚子選手はトップからだいぶ遅れていました。天気が良かったこともあってか、沿道は幾重にも人が連なり、小旗を振りながら選手の通過を見送っていましたが、高橋選手に対する声援がどの地点でも最大だったのは間違いありません。が、その走りは誰が見ても力感を欠いており、後ろ姿にもオーラのようなものが感じられなかったのは残念というより寂しさがありました。35キロ地点で最後に選手たちを見送りましたが、そのときには高橋選手はトップのはるか後方に置かれており、ずいぶん待ちました。ようやくやってきた高橋選手はもうただ黙々と走っているという感じで、元気に先頭を走っていた中村選手との勢いの差は歴然でした。これがあの強かった高橋選手かと信じられない思いでした。

 実はマラソンをナマで見たのは初めてです。テレビではわからない表情や息づかいがわかり、自然と応援の声が出ました。同じくテレビに映ることはありませんが、トップ集団の後ろにも選手はたくさんいて、たとえどんなに遅れていてもそれぞれが必死に戦っていることは当たり前のことながら感動しました。最終のランナーが目の前を通過するまで一人ひとりに声をかけていると、選手によってはこちらに目を向けてくれたり、笑顔で応えてくれたりしました。私ももっと短い距離ながら大会に何度か出場しているので、道中の苦しさと、沿道からの声援の温かさはよく知っています。それだけに全員へ声をかけずにはいられませんでした。またランナーの姿を見ながら、自分もまたがんばって走ってみよう、そんな気持ちになりました。

 今回は妻と一緒に来ていたので、マラソンを見た後はうまいもの大会に突入。味噌煮込みうどん、手羽先、味噌カツを立て続けに食べ、大満足でした。妻は私が仕事をしている間に友人と会い、ひつまぶしまで食べており、さらにおみやげでういろうときしめんを買ったので、名古屋の食はほぼ制覇できたかもしれません。今回は強行日程でしたが、またゆっくりと訪ねたい街です。

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2008年3月 7日 (金)

臨時休業のお知らせ

 3月9日(日曜)は勝手ながら臨時休業とさせていただきます(名古屋出張のため)。申し訳ありません。

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2008年3月 5日 (水)

組み合わせ

 昨日、今日と長話をしました。ご来店のお客様とです。田舎にいて、普段、あまり人と接することがありませんので、お客様とのおしゃべりは貴重な時間です。30分、1時間と話していると、その間、仕事の手は止まるのですが、代わりになかなか得がたい知識が得られ勉強になることも多いです。店主よりお客様のほうが詳しいことがあるのはこの道の常(?)ですが、私の場合、それを実感することで向上心が刺激されます。一生これ勉強ですね。

 日曜の名古屋行きですが、今のところ決行の方向です。市(いち)の日程をふまえ、前回の大阪に続いて深夜バスでの往復を考えています。今度はしっかり寝られると信じます(笑)。向こうでは、入札が一番の仕事であることは当然ですが、それは集中して終わらせ、名古屋国際女子マラソンをぜひこの目で見たいと思っています。熱烈な陸上ファンではないのですが、注目度の高いレース、せっかくなので見たいです。マラソンを見たあとはおいしいものも少しいただきたいところ。名古屋の名物といえば手羽先に味噌カツ、ひつまぶし、きしめん、ういろう……どんどん思いつきます。全部食べるのは無理なので、いくつかに絞り、残りはおみやげにするつもりです。このように、ただ仕事をしに行くのではなく、楽しみと組み合わせれば、時間の使い方として「豊か」な感じがします。また、もし入札の結果が芳しくなかったとしても救いがあるというものです(笑)。

 熊野町は晴れ時々雪。良い天気なのに時折、雪がちらちらと舞いました。真冬ほどではないですが結構冷えています。明日は定休日。広島市民球場でカープの試合があるので今年初めて見に行くつもりです。暖かい一日になりますように。

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2008年3月 3日 (月)

ややこしや〜

 昨日は妻の誕生日。1時間早く店を閉めさせていただき、バスで広島市内へ出ました。妻の好きな店をはしご。自家製のくん製とステーキがおいしい店、ワインが自慢の店で飲食を満喫して帰ってきました。もうすぐ結婚5年。いつまでもこうしてお祝いできる関係でありたいものです。

 今週は忙しくなりそうです。週末に名古屋の市(いち)が控えていますが、これは行くかどうかまだ未定。ただ、その日はちょうど名古屋国際女子マラソンがあるのでこれにからめて行きたい気も。目録をよくチェックして、当日の天気もにらみながら考えたいと思います。それより、なんといってもそろそろしなければならないのが確定申告。領収証の山や昨年の控えを取り出してはみましたが、もう本当に「ややこしや〜」。逃げ出したくなりますが、そうも言っていられないので今週中に必ず終わらせたいと思います。

 熊野町はくもり。朝まで雨が降っていましたが、今はあがっています。それにしても3月を迎え、ずいぶん暖かくなりました。と、同時に鼻がむずむず、目がしょぼしょぼしてきました。忙しさと花粉症のためいらいらしがちなこの時期ですが、今年は冷静に乗り切りたいものです。

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2008年3月 1日 (土)

残念なこと

 昨夜は恒例の会合。組合の若手が集い、業界の将来を語る場です。と、いうことになっているのですが、実際は楽しい飲み会であり、今回はカラオケ付きで午前さま(笑)。いつも通り楽しい時間を過ごしたわけですが、昨夜は楽しくない話題が一つ。組合の同業が廃業されるという話。家庭の事情とはいえ、まさにこれからというタイミングだけに皆しばし絶句。文化の担い手の一人として、また、広島の組合の一員として、これまでもこれからも求められるところが確実にあったはずで、個人的にも非常に残念です。

 話はがらりと変わりますが、昨日はバスで広島市内へ出ました。道がやたらと混んでおり、普段は40分ほどで着くところが倍以上かかってしまいました。動かないバスの窓から隣の車線を行くクルマを何となく見ていたところ、何割くらいがカーナビをつけているのだろうということが気になり数えてみたら、意外と少ないようでした。5、6台に1台くらいでしょうか? 私は「地図派」でカーナビはつけていないのですが、もっと普及しているものと思っていました。以上、雑感でした(笑)。

 熊野町は晴れ。花粉が飛び始めたようで鼻がむずむずします。ティッシュの消費量が一気に増える時期です。とりあえずマスクで自衛したいと思います。

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