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2007年11月30日 (金)

時刻表

 久しぶりに時刻表を1冊買いました。インターネットを利用すればたいていのことは調べられる時代ですが、使い慣れている私にとっては1冊の時刻表のほうが便利です。思い返せば、子どものころ一時期、毎月買ってもらっていました。時刻表をめくり、乗り継ぎや料金を調べ、仮想の旅をすることを「机上旅行」といったりしますが、実は小学生のとき、机上旅行部という大変地味なクラブに入っていたことは私の知られていない過去です。時刻表には鉄道のことだけでなく、飛行機や船、バスなどのことも載っています。今度、船で松山へ行ってみようかな、神戸へ帰省するときは長距離バスを使ってみようかな、ぱらぱらと時刻表をめくりながら、少し旅情が膨らみました。

 熊野町は曇り。午後から風が強まり、冷え込んできました。昨夜、驚くことに蚊を発見しました。明日はもう12月だというのに、まだいるんですね。これは退治せねば、と目で追いかけているとその蚊、私の飲みかけの缶ビールに近づいたかと思うと、なんということでしょう、叩く間もなく缶の口から中へ吸い込まれていきました。まだ半分以上残ってたのに!!(怒)

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2007年11月28日 (水)

会合の後は……

 熊野町は曇り。風がなく、寒くはありません。遅まきながら町を囲む山々も紅葉が始まりました。全山が、とはいきませんが目を楽しませてくれます。

 昨日は組合有志の会合。月例となってから1年あまり、昨日は6店の7人が集まり、賑やかになってきました。いつものように雑談をしながら、時々、少しだけ真面目な話を。即売会については残念ながら進展がありませんでしたが、現在はない広島組合のサイトを制作するプランは年内に組合員の了解をとってスタートできそうな気配。実現はこちらが先になりそうです。

 昨夜は趣味の話でもひと盛り上がり。私の趣味は競馬ですが、A書店のSさんや違うA書店のYさんもかつては通い詰めだったことが判明。また、古書AのHさんやG書房のOさんも麻雀をすることが明らかに。私は決して強くないのですが、会合の後は雀荘へ、なんてことが今後ありそうで、楽しみが一つ増えました。親睦を深めることも会合の大事な目的です!(強調)明日は定休日です。

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2007年11月27日 (火)

飛んでこい!

 熊野町は曇り。雨は降りそうで降りません。今夜は月に一度のお楽しみ、組合有志の会合があるので、何とかこのまま降らないでほしいのですが……。

 昨日、広島新球場が着工。構想から何年が経ったでしょう。ようやくかという思いと同時に、ここまできても本当にできるのかという不安があります。再来年の春に完成の予定、順調に進めてほしいものです。新しい球場はセンター122m、ライト100m、レフト101m(ちょっとレフトのほうが広い)。現在の球場よりだいぶ広く、もう狭いという悪評は返上できます。しかし、私だけでしょうか。狭いのもある意味良いんじゃないの、と思うのは。

 現在の球場の特徴として「外野席と内野席の客の入りが極端に違う」ことがあります。外野は満員、内野はがらがら、チケットは常に外野から売れます。なぜでしょうか。入場料が安い、あるいは応援が賑やかで楽しい、そんな理由が考えられますが、私は加えて「いつホームランが飛び込んでくるかわからないドキドキ」を魅力として挙げたいと思います。狭く、フェンスも低い球場なので、下位打線でも油断できません。ホームランボールをキャッチするのはすべての野球ファンの夢だと思うのですが、いかがでしょうか? 今年、京セラドームの外野席で観戦したことがあります。当たり前ですが、広島市民球場と比べると外野はとてつもなく広く、外野席から下を見下ろすとこわいくらいの高さでした。これではホームランが自分のところへ飛んでくるとは思えません。広島の球場も少し広くなり、そういう楽しみは少し減りそうです。新しく、窮屈でない球場で野球が見られるのは今から楽しみですが、その点だけちょっと残念に思うのです。

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2007年11月26日 (月)

古書の旅

 古書は、古書店とお客さまの間を行ったり来たりするだけではありません。古書店同士でも古書のやり取りはあります。その代表的なものが「市(いち)」ですが、それとは別に個別のやり取りも活発です。一般のお客さまと同じように、店を訪ねて買ったり、目録を見て注文したり、インターネットで検索したりします。買う理由は、お客さまからの依頼であることが多いですが、自店の品揃えを充実させるために買うことも少なくありません。古書店が自店向きの本、趣味に合う本を古書店から買うのです。

 売るために買うものもあれば、単に読みたいから買うものもあります。古書店という仕事が趣味という要素を多分に含んでいることがうかがえ、また、それこそがこの仕事の楽しみ、面白さといえるでしょう。インターネットで古書を買い、後にその店のご主人と市で出会う、というようなことが頻発し、仲間のネットワークが広がります。そういう、楽しく不思議な世界が古書を取り巻いています。一方、古書は求められるところ、求められるところへと旅をし、行く先々で歓迎されます。古書にとって、古書店は宿屋のようなものかもしれません。当店も古書にとって居心地の良いそれでありたいものです(長居され過ぎても困りますが)。

 熊野町は曇り時々晴れ。朝は暖かく、寒さをあまり感じませんでした。昨日のジャパンカップ、私が期待したフサイチパンドラは9着に終わりました。着順こそ悪いもののそのレースぶりは果敢で、一時は「やったか!」と思わせてくれました。同じ負けるにしても、期待通りのレース運びをしてくれたうえでの敗戦であれば納得、満足です。気持ちの良い負けっぷりでした。

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2007年11月25日 (日)

ジャパンカップ

 武豊騎手が金曜、土曜と重賞を連勝し、日曜もメイショウサムソンには逆らえないムードです。人気も断然で面白くないのですが、これといったライバルも見当たらず本命視は仕方のないところ。ただし相手探しは難解です。

 軒並み人気がない外国馬も不気味ですが、日本勢ではフサイチパンドラが気になります。成績にムラがあり、今回もまったく人気はありませんが、この馬、スムーズな競馬ができれば侮れません。昨年のオークス、エリザベス女王杯、今年のエリザベス女王杯といずれも牝馬限定戦ながら結果を出しています。東京の芝もオークスの2着がありますし、昨年のジャパンカップではメイショウサムソンに先着しています。先行馬が少なく、外めの枠からスムーズな競馬ができそうな今回は期待して良いのではないでしょうか。心の本命馬です。

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2007年11月24日 (土)

続いている意味

 引き続き晴れ。3連休ですが、熊野町はいつもと同じ静けさに包まれています。当店の場合、お客さまは平日より土日のほうが多いですが、連休になるともっと多いということはない(最近気づきました)ので、今日ものんびりと仕事をさせていただいています。

 昨日は四国よりお客さまがみえ、終日、当店でゆっくりと過ごしていただきました。遠方より本当にありがとうございました。当店が広島市内にあったころからのお客さまで、先代である父ともお話しいただきました。何度もお越しいただける場所ではありませんが、また機会がありましたらぜひお立ち寄りください。

 当店が広島市内にあったころ、さらには広島大学が移転する前のころのお客さまが年を重ねていらっしゃるように、当店も年月の経過とともに姿を変え、場所を変え、現在に至っています。例えば広島大学の学生、あるいは教員だったお客さまが当店をご贔屓にしていただいていたころ、時々、店番をさせられていた小さな子どもが今、こうして店を守り、これを書いています。私にとっても、店番をしながらラジオの野球中継を聞いたり、宿題をしたり、あるいは居眠りをしたりという思い出は懐かしく、昨日のことのようです。自分にとってある年月を過ごした場所が今も確かにあるということは実は幸せなことで、かつての当店を知るお客さまにもそれを感じていただければ、それも一つの「意味」といえるかもしれません。当たり前のことですが、多くの方に支えられて今日の当店があるということをあらためて思った次第です。

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2007年11月23日 (金)

星の数

 ミシュランガイド東京版、が売れているそうです。私は星の数にも東京の店にも興味がありませんので買いません。買いませんが、正直、東京にいれば買ったかもしれません。それこそ星の数ほどある店の中からおいしいところをさがすために時間とお金をかける手間が省けますからね。目安にはなります。一方、この本が売れることによって、売り上げが爆発的に伸びる店、そうでない店、悲喜こもごもがありそうで、いずれにしても気の毒な気もします。評価される側は大変です。ところで、もしミシュランガイド古書店版があれば、当店はどのような評価になるのでしょう。想像すると楽しいです。星の数は想像もできませんが、もし「対応の良さ」の項目があるとすれば、せめてそれだけは満点をいただけるよう、常に誠実でありたいとは思っています。

Kc3a0056 定休日の昨日、県北の三段峡というところへ紅葉を見に行ってきました。もう1週早く行ければ、と思いながらクルマを走らせていたのですが、着いてみると案の定、残念ながら見ごろは過ぎており、燃えるような赤が渓谷の水面に映える、というようなことはありませんでした。入り口から川沿いの遊歩道を妻、愛犬カルパとともに1時間ほど歩き、山あいの茶屋で休憩をして、折り返しました。ピークは過ぎていましたが、それでも赤や黄色が少しは残っており、淵や瀬のどこまでも深い青緑とともに目を楽しませてくれました。広島に住んでいながら実はこれまで足を踏み入れたことがありませんでしたが、良いところだなと素直に感じました。今度は紅葉の見ごろを逃さないよう、事前にチェックしてから行きたいと思います。

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2007年11月21日 (水)

みみっちい話

 唐突ですが、ブログを開始して以来、今日の記事がちょうど500件目となります。毎度つまらない話ですみません。本当に暇なときで結構ですので、思い出したときにご覧いただければうれしいです。今後ともどうかよろしくお願いいたします。

 今日は地元の市(いち)。荷の量は平均的、出来高も平均的でした。満足してはいけませんが、せめて今日くらいの質量をキープできれば地元の市としては何とか、と感じました。少しでも貢献できるよう、積極的に売買したいものです。

 今回、出品の中に写真集の3冊セットがありました。とくに珍しいものではなく、うち2冊はカバーもありません。テーブルへ無造作に置いてあり、それに目を留める人はいないようでした。しかし私が何気なく手にとってみると、これが3冊が3冊とも「狙い撃ちされているのか?」と周囲を見回したくなるほど私の好みで、たまらず入札してしまいました。高くなるものではないので商売にはなりません。100%趣味です。誰の写真集だったか? それは公表を差し控えさせていただきます。メールでお問い合わせください(嘘です)。ところが開札してみると、落ちていません。急いで札を確認するとアッシュ書店さんが1,050円で落札していました。私の札は1,010円でした。ああ、思い切って1,100円入れておけば良かった! みみっちい話ですみません。「趣味」の札と「商売」の札がぶつかれば普通は「趣味」が勝つものです(売ることを考えていないからです)。今回は「趣味」が負けた珍しい例となりました(油断しました)。

 市からの帰り道、梱包用の資材を仕入れようと「パッケージプラザ」に寄りました。店の前へクルマを止め、店内へ入ろうとしたとき、すれ違った、お揃いのジャンパーを着た中年の男女がちらと私を見たような気がしました。何となく嫌な感じがしたので、きびすを返してクルマへ戻り、その男女の様子をうかがっていると、はたして男は手にバインダーを持ち、女はデジカメを構えはじめました。初めて肉眼で見ましたが、駐車違反の監視員です。彼らは素早く、私のクルマの目の前にハザードを点灯させ駐車しているクルマを記録し始めました。あぶねー! 近隣に駐車場がないため、今日はあきらめて帰ることにしました。仕入れはまた今度。明日は定休日です。

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2007年11月20日 (火)

蛍光灯

 熊野町は曇りがち。時々雨も降り、寒い一日でした。ということで、いよいよ今日からファンヒーターを導入です。倉庫に持ち込み、電源をオンにして待つこと5分。別世界のような暖かさです。毎年のことながら「もっと早く使えば良かった!」と思いました。

 明日は地元の市(いち)。その準備を現在もしています。今月は岡山をパスしたので、量がそこそこあります。また、今は在庫が比較的多いこともあるので、張り切って出品したいと思っています。思ってはいるのですが、実はどうも気が乗らず、作業がはかどっていません。先日、店内の蛍光灯が2本立ち続けに切れました。まだ取り替えていないため、若干、店内が暗くなっています。そのせいでしょうか。暗いとやる気が出ないという説は聞いたことがありませんが……。何かのせいにせず、夕食をとってから再び作業に励みたいと思います。

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2007年11月19日 (月)

線の引き方

 いつも月曜は前日の記事を削除したい衝動に駆られます(笑)。マイルチャンピオンシップのスズカフェニックスはよく追い込みましたが3着止まりでした。今週末はジャパンカップがあります。本命はメイショウサムソンと決めていますが、相手は見当もつきません。一週間楽しく悩みたいと思います。

 線引きについて。当店が扱っている本は当然ながらすべて一度は誰かの手に渡っているもののため、線引きがあることは珍しくありません。この「線の引き方」にも個性があり、鉛筆で引く人、蛍光ペンで引く人、あるいは定規で引く人、手なりで引く人、はたまたびっしりと引く人、数ページに一度しか引かない人など千差万別です。しかし共通していることが一つあります。それは、ほとんどの場合、本の最後までは引かないということです。最も多いのが序盤だけ引いているパターンです。全ページ数の5分の1程度までは線引きがあり、残りはきれいということが一番多いです。全集ものであれば、全10冊のうち後ろの8冊はきれい、という感じです。本を読み切る、それも線を引きながら集中して読むことは難しいということを感じさせます。極端な例だと線引きがあるのは最初の数ページだけということもあります。

 しかし今日の相手は例外でした。線が鉛筆で引いてあったため消せるのは良いのですが、はじめから1ページずつチェックしていくと、どこまでいっても線がマイペースで引いてあり、ついにあとがきまでいってしまいました。こういう場合は、一通り消しゴムで消し終わっても油断できません。もう一度はじめからチェックするとはたして消し忘れが見つかりました。ここまでしっかり読まれると、本も幸せに違いありません。

 熊野町は晴れ。昨日はとにかく風が強く参りましたが、今日はマシでした。しかし仕事中、ちょっと寒さに耐えがたくなってきました。近日中にヒーターを入れることになりそうです。

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2007年11月18日 (日)

マイルチャンピオンシップ

 恒例のG1予想です。先行したい馬が多く、また、ダイワメジャーが本来の早め先頭の策に出そうなので、展開は後ろの馬に向くとみます。本命はスズカフェニックスです。このレース4連勝中のサンデーサイレンス産駒で、距離も問題ありません。武豊騎手がまだ勝っていない数少ないG1ですが、今回はチャンスではないでしょうか。この馬を軸にコイウタ、フサイチリシャール、ダイワメジャー、カンパニー、ベクラックスへ流したいと思います。

 名前を挙げませんでしたが、気になるのがジョリーダンスです。前走の大敗で株が急落していますが、もともと久々は走らないタイプで、今回は違うかもしれません。安田記念3着の実績から一発があっても驚けません。食指が動きます。

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2007年11月17日 (土)

神さま

 明日から広島市の繁華街で「えべっさん」があります。「えべっさん」とは商売繁盛を祈願する祭りで、毎年11月18日から3日間行われます。縁起物の熊手が売られており、当店も念のため(笑)これを買い求めるのが恒例となっています。熊手が大きいほど、いかにもお金をたくさん引き寄せることができそうですが、大きいものは何万円とするので手が出ません。毎年、掌ほどのサイズのもの(それでも5,000円くらいします)を買っています。ところで縁起物といえば、今、当店には昨年の熊手、厳島神社のお札が2枚、さらに広島護国神社のお守りがあります。知っている神さまにはもれなくお願いをしているわけですが、本当はお一人(?)に絞ったほうが良いのでしょう。機会がある度、すがってしまうのは商人の悲しい性といえます。

 熊野町は晴れ。風が強いせいか空気が澄んでおり、四方の山々がきれいに見えます。11月も半ばを過ぎ、その色は緑一色ではなく赤や黄が混じっています。ついに今朝、灯油を買いに行きました。

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2007年11月16日 (金)

県北へ

 天気予報がはずれ、曇りがち。14時過ぎには一時雨も降りました。現在は薄日がさしています。まだ暖房は使用していませんが、指先が冷えるとキーボードのタッチがままならないので、今日から使い捨てのカイロを使っています。結構寒い一日です。

 気がつけば紅葉の季節になりました。広島は名所が多く、あちらこちらから便りが届いています。毎年、シーズンに一度は紅葉を見に行っていますが、今年はまだです。昨年も一昨年も宮島へ行ったので、今年は県北の三段峡か帝釈峡あたりへ行ってみようかと思っています。花より団子、ではありませんが、おいしい弁当も紅葉狩りの楽しみです。行き先が宮島であれば、弁当は穴子で決まりです。一方、県北は山の幸の宝庫。よく調べてそれも楽しみにしたいところです。

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2007年11月14日 (水)

らしくない

 当店の所在地は現在「広島県安芸郡熊野町中溝3615」ですが、来月より中溝以下の表記が「中溝3丁目1-43」に変わります。引っ越しをするわけではありません。町の施策によって表記が変わるだけです。春先から話には聞いていましたが、夏を越す間にすっかり忘れていました。新しい名刺が刷り上がったばかりなんですけど!(泣)

 名刺はこれまで自分でプリントしていましたが、今回は印刷会社にお願いしました。手作りも良いですが、さすがに印面といい断面といいきれいな仕上がりです。デザインは自ら行い、使用する紙も少しこだわって透ける紙にしました。「古書店らしくない名刺」を狙いました(何のために?)。相手にどう思われるかはわかりませんが、自分では気に入っています。以前、会社に勤めていたころはどんどん減っていた名刺も、今は店にいる限り、ほとんど使う機会がありません。幸い今年は年末にかけて外出の機会が増えそうなので、どんどん配って顔を売りたいと思います。

 今日の熊野町は穏やかな晴天。青空が広がりました。風もあまり吹かず、ここ数日と比べると暖かく感じられました。暖かい日にとっておいた、屋外での本の拭き取り作業を今日は午後からしました。この季節の柔らかな日差しを浴びながらの作業は気持ちが良く、好きな時間です。北海道ではそろそろ雪の便りも、という季節になりましたが、広島は明日も好天のようです。灯油も安くありませんので、できるだけ長く暖かい日が続いてほしいものです。明日は定休日です。

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2007年11月13日 (火)

カニ

 先日より全集類を整理しています。手つかずのものがたまってきたので意を決して検品に励んでいます。書き込みはないか、月報はあるかなど、1冊1冊汚れを拭き取りながら確認します。10冊、20冊のものであればマシですが、50冊以上、さらには100冊以上のものとなると、1つの全集を検品するだけで日が暮れてしまいます。単調な仕事であり、しかも全集類といえば最近は値崩れが激しいため、売り値を考えてしまうと正直、テンションが上がりません。しかし放置しているといつまでも店にあるのは間違いないので、手をつけない訳にはいきません。この悩み、同業の方ならうなずいていただけるはず。一日一善ならぬ一日一全集を目指し、今日も明日も整理に取り組みたいと思います。

 昨日の閉店後、広島市内某所へ家族で「カニ食べ放題」に行ってきました。1人3,500円という価格なので期待をしてはいけません。はたして予想通りの内容でした。私の場合、カニといえば一に上海、二にワタリ、三四がなくて五に毛ガニなのですが、そんなカニが食べ放題なはずはなく、盛られていたのはタラバでした。タラバが嫌いなわけではありません。タラバだってズワイだって好きです。しかし昨夜のそれはやけに乾いており、まず身をほぐし、しばらくカニ酢に漬けておいてようやく食べ頃になるという代物でした。と、不平を書いておきながら実は私はカニが大好物というわけではありません。むしろ好んで食べるのは妻や父、妹であり、私はどちらかといえばカニみそ派ではなくエビみそ派なのですが、私以外の3人もあの味では食べ放題のメリットを生かせるほどは食べられなかったようです。カニはやはり家で食べるに限る、それを再認識した夜でした。

 熊野町は曇り。晴れ間もありましたが、一日中何か薄暗く、冬らしい天気でした。ここにきて一気に冬到来の感があります。どうか体調を崩されませぬよう。灯油が必要になるのも時間の問題です。

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2007年11月12日 (月)

バージョンアップ?

 熊野町は曇りのち晴れ。午前中は雨も降りましたが、午後に入り晴れ間が広がっています。ただし終日風が強く、非常に寒く感じます。この冬初の三枚着でしのいでいます。

 昨日のエリザベス女王杯は、当日に出走を取り消したウオッカに代わって主役に推されたダイワスカーレットが見事逃げ切りました。1番人気馬が取り消し、雨もぱらつき、何か不穏なムードも感じられましたが、結果はいたって順当でした。そして私の予想はハズレ。こちらも順当に恥をさらしてしまいました……。少し回顧をさせていただくと、本命馬ダイワスカーレットの逃げに対し、他の騎手たちにもう少し打つ手があった感じがします。それをさせなかったダイワスカーレットの鞍上、安藤勝己騎手が巧かったといえばそれまでですが、少し出遅れたとはいえ積極的なレースをしなかったアサヒライジングの柴田善臣騎手に不満があるのは私だけではないでしょう。2着のフサイチパンドラは勝てそうな位置取りでしたが、最後は振り切られてしまいました。勝負どころでまくり切っていれば結果は違ったかもしれませんが、ルメール騎手がフサイチパンドラに乗るのは今回が初めてで、普段は海外にいるためダイワスカーレットの強さも知らないとあれば仕方のない面があります。一昨年の覇者スイープトウショウは隙のないレース運びをしながら3着にとどまりました。今回が引退レースだそうです。本当に強い牝馬でした。無事に牧場へ戻れることは、いろいろな人にとって幸せなことです。と、読者を非常に選ぶ話題で申し訳ありません(笑)。これからもG1がある週はこりずにチャレンジしていきたいと思いますので、お好きな方はどうかお付き合いください。

 今回、趣味の一つである競馬をプッシュしたのは、ブログでもう少し自分を出していこうと思ったからです。古書にまつわる話や日常のことに加えて、私的な部分を前に出し、より親しみやすいブログにしていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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2007年11月11日 (日)

エリザベス女王杯

 興味がない方、すみません。実は私、週末はいつもこれくらいの時間帯まで競馬の予想に励んでいます。せっかくなのでG1の前夜は予想を公開し、日曜のネタとしたいと思います。

 今週は牝馬の頂上決戦、エリザベス女王杯。3歳馬のウオッカとダイワスカーレットが人気を集めていますが、私の本命は4歳馬の逃げ馬アサヒライジングです。ウオッカとダイワスカーレットが強いのは知っていますが、いずれも折り合いに一抹の不安を抱えています。折り合いに専念せざるを得ない分、アサヒライジングは楽に逃げられそうです。なかなか勝ち切れない馬ですが、中距離以上のG1ではこれまでいずれも接戦をしており、もう手が届いて不思議ありません。逃げ切りに期待します。

 対抗はウオッカです。ダイワスカーレットがアサヒライジングに振り切られる展開になれば、この馬の差し脚が生きるでしょう。3番手がダイワスカーレット、あとは穴でデアリングハートを買いたいと思います。距離に不安のある馬ですが、最内枠からロスなく運べば少なくとも見せ場はありそうです。

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2007年11月10日 (土)

揺れる思い

Kc3a0047 熊野町は曇りのち晴れ。17時を過ぎて気持ちの良い日差しは既に力をなくし、景色は瞬く間に闇へ。何かもの悲しい深秋の夕暮れです。写真はおなじみ(?)看板犬のカルパです。アップで撮ると鼻の周りは茶色いのがよくわかります。全身の毛の9割以上は黒いのですが、残りの1割は茶色いのがカルパの秘密です。ちなみに、黒いビー玉のような瞳は周囲に埋もれ、写真では常に目の位置がわかりません。

 定期的に話題にのぼる「不払い」。未収のことですが、今日は明るい話です。先日、半年以上にわたって督促を無視してきたお客さまが不意に支払いをしてくれました。通信はないため、なぜ今ごろになって支払ってくれたのか真意は不明ですが、良かったです。このお客さまに対しては、電話(不通)やメール、はがき(ともに無視)によって督促を続けてきましたが、まったく反応がないため打つ手がなく、正直、諦めかけていました。このようなことが相次ぐようであれば、やはり後払いから先払いへの変更も検討しなくてはと思っていたところでした。

 もしかすると、このお客さまはどこか遠くへ出かけておられて、支払いについては失念されていただけかもしれません。そうだとすれば当店の督促はややしつこかったかもしれません。甘い、と言われるかもしれません。しかし、そう思いたいのです。一方、これまで「逃げ切られた」ケースはないとはいえ、常に不払いのお客さまを抱えているという現状があります。お客さまにとって利用しやすい店でありたい、しかし損もしたくない。相反する気持ちの狭間で、思いが揺れる日々は続きます。

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2007年11月 9日 (金)

意外な決断

 今シーズン、FA権を取得し去就が注目されていたカープ新井選手が昨日、FA権の行使を発表しました。会見の模様をニュースで見ましたが、大粒の涙をぽろぽろとこぼし、何度も言葉に詰まる様子は異様なものでした。カープファンとしては、泣くくらいならカープを出なきゃいいのにと思いますが、カープでは彼の望む優勝争いはかなわないという判断があったのでしょう。涙の会見の影に隠れてしまいましたが、要するにカープは見切りをつけられたわけです。

 どうなのでしょう。確かにカープは万年Bクラスですが、言い方を変えればこれ以上落ちることはなく、近年は世代交代も順調に進んでいます。再来年には新球場のオープンも控えており、弱いながらもムードは決して悪くありません。新井選手の移籍先は阪神が有力視されていますが、私の見るところ、阪神にもはやかつての勢いはなく、彼の望む熱い戦いがそこにあるかは微妙です。もちろん、ひいき目が多分に含まれていることは否定しません。加えて、自分が引っ張ってチームを優勝に導くのと、言い方は良くないですが外様として迎える優勝とでは喜びの度合いが違う気もします。カープは今年、エースの黒田投手も失う可能性があります。そうなれば、まさに投打の軸を欠くことになるわけですが、改革のまたとないチャンスでもあります。

 阪神とカープ、はたして先に優勝するのはどちらでしょうか。新井選手はいろいろな意味で良い選手です。葛藤の涙もそれを証明しています。移籍しても活躍できるでしょう。しかし私には、彼の今回の決断は彼にとって凶と出る気がしてならないのです。子どものころから赤い帽子をかぶり、カープで大きく成長した新井選手。彼らしくない決断でした。やはりカープで優勝してほしかったと思ってしまうのです。

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2007年11月 7日 (水)

良い買い入れ

 今日の熊野町は晴れ。秋晴れの空が戻り、筋肉痛もひき、気持ち良く買い入れへ向かうことができました。行き先は呉市、当店からクルマで20分ほど。お客さまのお宅に着き、早速、本を拝見し見積もりをしました。

 私が見積もりをする際は、まず売り値の合計を出し、それに対していくらお支払いするかという順序をとります。例えば、売り値が同じ10万円であっても、全体的に見て早く売れそうか、それともなかなか売れそうもないのか、または自分の趣味に合うのか、そうでもないのか、などによって買い値は違ってきます。1か月以内に思っている値段で売れるとみれば、7万円出すかもしれません。3年以上かかりそうだと思えば3万円しか出せないかもしれません。書籍の状態も関わってきます。よく「売り値に対し何割くらいで買うのか?」とたずねられますが、一概に何割とは言えない理由がここにあります。

 今日は売り値の合計を「30万円」とみました。これに対する買い値は「15〜20万円」としました。私はまず「15万円」と口に出しましたが、即決はしていただけず結局「20万円」で交渉がまとまりました。私は5万円儲けようと思ったわけではありません。15万円が適正な価格だと考えたのです。その数字を口にしながら、頭の中で上限を20万円と決めていました。

 はじめから20万円と言えば良いじゃないかと思われるかもしれませんが、売り値を30万円とみたものを20万円で買うのは勇気が必要です。例えば今日買って明日売れるとみれば25万円出しますが、そんなことはありえないのが古書の世界です。私は「20万円でお譲りいただけないなら諦めます」と言いました。私にとってはぎりぎりの数字でした。はじめの見積もり、30万円という数字が正しいのかどうか、それが問題となりますが、今回はすべてこれまでに見たことのある本で、大きな誤差は考えられませんでした。20万円で買っては、商売としてはすでに「おいしくない」買い入れといえますが、それでも買わせていただきたいと思ったのは、お売りいただく本のスジが当店にとって良かったこと、そしてお客さまの人柄でした。話をさせていただき、お客さまが本を大事にされていることがすぐにわかりました。それが5万円という幅になりました。

 買い入れにうかがう際、私が心がけていることが2つあります。それは「買い叩かないこと」と「必ずお客さまに納得していただくこと」です。いい加減な値で買い叩くと、その評判は必ず当店にとってマイナスとなるだけでなく、業界全体の信頼を失うことにつながりかねないからです。そして、たとえ売っていただいたとしてもお客さまに不満が残っては同じことです。お客さまと私の評価に差があるときは、なぜその値なのかを説明し、それでも納得していただけないときは、ほかの古書店にも見積もりを依頼されてはどうかと提案します。実際、私より高い評価をする店もあると思います。逆に低い評価をする店もあると思います。それは店主の趣味によるところが大なので、私はただ誠実に見積もりをするしかありません。

 今日は良い買い入れだったといえます。本を知るお客さまによる評価と私の評価が折り合い、結果として買わせていただくことができたからです。このような出会いも買い入れの醍醐味です。

 本をクルマに積み込む作業の途中、その坂道を柿の実が一つ、転がってきました。見上げると、隣家のおばあさんが一人脚立に上がり、庭の柿を取っている最中でした。拾い上げ、落ちた実を渡そうとすると、逆に「持って帰りんさい」と4つも実をくれました。持ち帰って食べたそれは実に甘く、幸せな気持ちになりました。これもまた買い入れの醍醐味です。明日は定休日です。

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2007年11月 6日 (火)

旧字

 古書店主に成り立ては、旧字の読みでつまづき、本の題名すら読めないことが珍しくありませんでした。しかし、さすがに今はあまりありません。慣れの問題で、よく登場する旧字は読めるようになっています。

 かたちが似ているもの、例えば學(学)や櫻(桜)、灣(湾)など、またはよく知られているもの、例えば獨(独)や應(応)、廣(広)などは今も生活の中で時々目にしますが、字のかたちが似ているけど少し違うもの、例えば假(仮)や會(会)、總(総)などになると、少し迷われる方もいるかもしれません。さらにかたちが違うもの、例えば畫(画)や圖(図)、廳(庁)などになると、どうでしょうか。これらに加え、對(対)や寫(写)、當(当)などは、古書を触っていると非常によく当たる字です。

 旧字は戦後すぐに改められたので、おおまかに旧字が登場する本は戦前のものととらえています。題名を読むのに困ることは今や少ないのですが、内容を理解しようと文章に当たると、旧字の一つひとつが微妙に引っ掛かり、現代文のようにはスムーズに読めません。まだまだ修業が足りませんね。いずれは漢文も一読して大体の意味がわかる程度にはなりたいと思っていますが、そのためには無数のつまずきが必要なようです。

 熊野町は曇り。昨日は一日雨でしたが、今日は終日曇りで雨は落ちてきませんでした。明日は朝から買い入れのため呉市へ行ってきます。あくまでお客さまの都合が第一ですが、買い入れの予定を立てる際は天気予報をまずチェックします。雨が降り、私が濡れるのはまったく構わないのですが、本が濡れたり湿ってはいけません。古い本ほど湿気に敏感です。

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2007年11月 5日 (月)

失速

 昨日「兵庫・丹波もみじの里ハーフマラソン大会」に参加してきました。ハーフを走るのは約10年ぶり2回目です。時折日が差す程度、暑くも寒くもない絶好のコンディション。体調も良く、手応えをもって臨みました。スタートから自分としては軽快に走り、10キロ過ぎの折り返しを過ぎても手応え十分。(これは好タイムが狙えそう!)と調子良く走っていたのですが、12キロ過ぎ、急に脚が重くなり、そこからは苦しい走りになりました。スピードは落ちる一方。もう、止まらないのがやっとの状態で、せめて歩かないようにしようと耐えるだけで精一杯でした。ラストの3キロくらいは汗も出ず、まさに生き地獄(少し大げさ)。ほうほうの体でゴールにたどり着いた次第です。ゴールを過ぎて座り込み、立ち上がると視界がテレビの砂嵐のように一瞬霞みました。何とも情けないことです。

 しかし、どうして急に脚が上がったのでしょう。前半、無理はしていないつもりが、少し飛ばし過ぎたのでしょうか。そうではない気がするだけに原因が気になります。1回の練習が5キロ程度では、それを積み重ねても21.0975キロを走り切るのは無理なのでしょうか。それとも単に体重が重いからでしょうか。陸上に詳しい方、どなたかご教示いただければうれしいです。

 それはともかく、仲間全員、合わせて6人がゴールし、一緒に空けたビール、それに弁当がうまかったこと! スポーツの素晴らしさです。走っている最中は苦しくても、終わればまた走りたいと思います。また、タイムはごく平凡でしたが、前回のタイムは上回りました。20代の自分に勝ったということで、これは救いでした。

 ということで、今日は両ひざ、右足の裏、左のふとももが傷んでいます。明日以降、これに筋肉痛が加わると思うと嫌になりますが、痛みが落ち着いたら、また次回へ向けて始動するつもりです。それまでは、試合後のボクサーではありませんが、大会まで気持ち控えていたお酒と食事を束の間、満喫したいと思います!

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2007年11月 3日 (土)

明日は休業させていただきます

 ゆうメールというものをご存知でしょうか? これはJP(日本郵便)の商品の一つで、長らく「冊子小包」と呼ばれていたものです。いつの間にか名称が変わっていました。民営化の影響で、熊野町内の郵便局は土日祝の発送ができなくなりました。今のところ、民営化されて良くなったことは一つもなく、不便にしかなっていないというのが私の印象です。冊子小包の名称をシンプルにするのは結構ですが、その前にしていただくべきことがあるような気がします。せっかく経営の自由度は高くなったのですから「おっ!」と思わせるサービスの登場を期待したいです。

 朝から快晴の熊野町。秋祭りでしょう、どこからともなく太鼓の音が間断なく聞こえてきます。こんなのどかな日にひとときそれに耳を傾けていると、田舎に暮らしていることの幸せを感じます。明日はハーフマラソン出場のため、大変勝手ながら休業させていただきます。週明けの筋肉痛が今から心配ですが、がんばって走ってきます。

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2007年11月 2日 (金)

重荷

 広島に原爆を投下したB29爆撃機「エノラ・ゲイ」の機長、ポール・ティベッツ氏が昨日、92歳で亡くなりました。彼の本意であったか今となってはわかりませんが、投下のボタンを押したであろう人物の死は、広島で育ち、現在、暮らす者として感慨を禁じ得ません。遺言により、氏の葬儀は行われず、墓石も設けられないそうです。その理由は、どちらも抗議の対象となることが避けられないことにほかなりませんが、一人の人物にはとても背負いきれないものを背負わせ、そのまま死なせてしまった「国家」というものは一体何なのでしょうか。是非を考える前に、やはりそのことに思いは行き着きます。

 当店でも今日、原爆に関係する本が数冊、売れました。原爆についての本は8月に動くもので、それ以外の時期にはあまり売れないものです。ニュースへの関心の高さがうかがえます。

 熊野町は晴れ時々曇り。11月を迎え、さすがに朝晩は冷え込むようになりました。日曜に行われるハーフマラソンに出場するため、明日の閉店後、私は兵庫県に向かいます。そのため大変勝手ながら日曜は休業させていただきます。申し訳ありません。本番まで残り2日、まずは完走を目指すため、せめて体調だけは万全で臨みたいものです。

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