« べんきょう | トップページ | 新展開 »

2007年9月28日 (金)

僕らのカープ

 昨日は定休日。広島市民球場へカープ対スワローズのゲームを見に行きました。カープは最下位、スワローズは5位、いわゆる「消化ゲーム」でしたが、私にとっては今シーズン、カープのゲームを見る最後のチャンスなので足を運んだ次第です。カープの先発はエースの黒田投手。しかしスタンドはまばら……。風も涼しく、秋を感じずにはいられませんでした。

 この試合、最も注目を集めたのはスワローズの古田選手兼監督でした。今シーズン限りでの引退が決まっており、広島でその姿が見られるのは昨夜が最後でした。ゲームの終盤、古田選手が代打で登場すると、盛り上がったのは少数のスワローズファンよりむしろライトスタンドのカープファン。カープの応援団のトランペットも古田選手の応援歌を吹き、スタンドはお祭り騒ぎ。ほとんどのファンがカープの選手を応援するようにスクワットをして「古田!古田!」と絶叫していたのは、私としては意外でした。古田選手は確かに良い選手です。球史に残る選手といっても良いでしょう。しかし、古田コールをカープの選手たちは背中でどう聞いたでしょう。試合後には、カープのブラウン監督から古田選手へ花束が渡され、古田選手が手を振りながら場内を一周するパフォーマンスがありました。このとき、ファンが敵味方なく拍手を贈るのは良いでしょう。ゲームは終わっているのですから。カープのファンである以前に、野球を愛している温かいファン、といえば聞こえは良いですが、昨夜の球場は決して良い雰囲気ではなく、むしろ異様であったと私は思います。

 昨年、FA権を行使せずカープに残ることを選んだ黒田投手が、来季はアメリカへ移籍するという噂があります。4番を打つ新井選手も今年、FA権を得ており、その去就をファンは案じています。かつてのエース佐々岡投手は今シーズン限りでユニフォームを脱ぎます。はっきり言って、来季へ向けて明るい材料は今のところ一つもありません。来シーズンのカープはどうなってしまうのでしょう。

Kc3a0032 カープのファンは球場に行きもせず冷たい、という声が聞かれます。だからカープは弱いのだ、と。しかし、私の知る限り今年の球場には常に熱気がありました。期待がありました。ファンが見に行かないから弱いのではなく、弱いから見に行かないのです。情けない試合を続けて見せられればファンの足が遠のくのは当然です。選手もプロであるなら、スタンドが寂しいと嘆くのではなく、良いゲームを続けてファンを引きつけてください。たとえ観客が一人であっても、お金を払って見に来てくれていると思えば手は抜けないはずです。それくらいの気持ちで来季は戦ってほしいものです。

|

« べんきょう | トップページ | 新展開 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/45405/8148816

この記事へのトラックバック一覧です: 僕らのカープ:

« べんきょう | トップページ | 新展開 »