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2007年9月30日 (日)

雨中の決戦

 熊野町は曇りのち晴れ。現在、空は晴れ渡り、西日が倉庫内に強く差し込んでいます。

 一方、画面の富士スピードウェイはずっと雨。F1の日本グランプリは雨中の一戦となりました。日本勢はホンダもトヨタも、そして2人のドライバーも振るわず、8位までに与えられるポイントを獲得することができませんでした。視界の悪い中でのレースでクラッシュやリタイアが続出しましたが、悪条件でも強いチーム、強いドライバーはやはり強いという当たり前の結果に終わりました。

 数年前、鈴鹿サーキットへF1を見に行ったことがあります。幸い日曜の決勝は好天でしたが、土曜の予選は今日のような雨だったことを思い出します。初めてF1を生で見ての感想は「速い!」そして「うるさい!」です。ストレートで見たのですが、クルマが右から左へと次々に駆け抜け、首を動かすのが忙しかったです。それはそうです、速度は200キロをゆうに超えています。そして、それだけの速度を生み出すエンジンの音が凄いこと! 会話をするのも困難で、爆音は脳天に響くかのようです。こう書くと、楽しくなかったかのようですが、そんなことはもちろんなく、まさに別世界を体感できたことに感動し、またぜひ機会を作って行きたいと思いました。今のところ実現していませんが、今度は小さめの耳栓を準備して行きたいと思います。

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2007年9月29日 (土)

新展開

 昨夜は月に一度のお楽しみ、組合有志の会合。いつものメンバーに今回はアッシュ書店さんとアカデミイ書店さんの店員さんが加わり、にぎやかでした。雑談のみでも良いようなものですが、今回は目録の発行に続くプロジェクトを模索しました。結論を書けば、次は催し的なものをやってみようか、と。つまり即売会の開催です。

 広島でもかつては当たり前のように百貨店やスーパー、催しなどで行われていた即売会も、近年はまったく行われていません。昔ほど売れなくなったため、会場費や労働時間を考えると割に合わないことがおもな理由です。しかし売れなくなったといっても、それはピークのころが売れすぎたからとも考えられ、今も開催すればそれなりの反応は期待して良いのではないかと個人的には思います。私が子どものころは、両親と一緒に本を運んだり、並べたり、即売会の準備をよく手伝ったものです。懐かしく思い出されます。

 即売会は、広島では少なくとも10年は行っていないはずです。10数年ぶりの即売会。今のところは構想に過ぎませんが、その日を想像するとわくわくします。みんなでアイデアを煮詰め、面白いものになればと思います。

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2007年9月28日 (金)

僕らのカープ

 昨日は定休日。広島市民球場へカープ対スワローズのゲームを見に行きました。カープは最下位、スワローズは5位、いわゆる「消化ゲーム」でしたが、私にとっては今シーズン、カープのゲームを見る最後のチャンスなので足を運んだ次第です。カープの先発はエースの黒田投手。しかしスタンドはまばら……。風も涼しく、秋を感じずにはいられませんでした。

 この試合、最も注目を集めたのはスワローズの古田選手兼監督でした。今シーズン限りでの引退が決まっており、広島でその姿が見られるのは昨夜が最後でした。ゲームの終盤、古田選手が代打で登場すると、盛り上がったのは少数のスワローズファンよりむしろライトスタンドのカープファン。カープの応援団のトランペットも古田選手の応援歌を吹き、スタンドはお祭り騒ぎ。ほとんどのファンがカープの選手を応援するようにスクワットをして「古田!古田!」と絶叫していたのは、私としては意外でした。古田選手は確かに良い選手です。球史に残る選手といっても良いでしょう。しかし、古田コールをカープの選手たちは背中でどう聞いたでしょう。試合後には、カープのブラウン監督から古田選手へ花束が渡され、古田選手が手を振りながら場内を一周するパフォーマンスがありました。このとき、ファンが敵味方なく拍手を贈るのは良いでしょう。ゲームは終わっているのですから。カープのファンである以前に、野球を愛している温かいファン、といえば聞こえは良いですが、昨夜の球場は決して良い雰囲気ではなく、むしろ異様であったと私は思います。

 昨年、FA権を行使せずカープに残ることを選んだ黒田投手が、来季はアメリカへ移籍するという噂があります。4番を打つ新井選手も今年、FA権を得ており、その去就をファンは案じています。かつてのエース佐々岡投手は今シーズン限りでユニフォームを脱ぎます。はっきり言って、来季へ向けて明るい材料は今のところ一つもありません。来シーズンのカープはどうなってしまうのでしょう。

Kc3a0032 カープのファンは球場に行きもせず冷たい、という声が聞かれます。だからカープは弱いのだ、と。しかし、私の知る限り今年の球場には常に熱気がありました。期待がありました。ファンが見に行かないから弱いのではなく、弱いから見に行かないのです。情けない試合を続けて見せられればファンの足が遠のくのは当然です。選手もプロであるなら、スタンドが寂しいと嘆くのではなく、良いゲームを続けてファンを引きつけてください。たとえ観客が一人であっても、お金を払って見に来てくれていると思えば手は抜けないはずです。それくらいの気持ちで来季は戦ってほしいものです。

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2007年9月26日 (水)

べんきょう

 初めて当店へお越しになったのに「まけてくれ」と言うお客さまがいます。私としては商売とはいえ人と人のつき合いが基本と考えているので、唐突にそう言われるのは好きではありません。それも、頼まれれば本によっては考えますが、そうではなく「まけて当然」「言わないと損」のような態度で臨まれると困ってしまいます。すべての本に初めから値引きの余地がない値を付けているとは言いませんが、値には根拠があるので、それをないものとして「まけろ」と言われるのは、バカにされている気がして気分が良くありません。私に限らず古書店の店主はお客さまをよく観察しています。初めてのお客さまであっても、値引きして差し上げたくなるお客さま、は存在します。もちろん、店主も観察されていることを忘れてはなりません。

 今日の熊野町は気持ちの良い秋晴れ。少し暑さは感じますが、だいぶマシです。閉店後、ちょっと買い物にとクルマのエンジンをかけようとすると、これまでにない反応で、まったくかかりません。初めてのことで驚きましたが、近所の方にバッテリー同士をつなげていただいて事なきを得ました。バッテリーは突然死ぬ、と聞いてはいましたが、確かに突然でした。明日は定休日。まずは新しいバッテリーを買いに行こうと思います。

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2007年9月25日 (火)

ぬくもり

 買い入れのため呉市へ。ありがたいことに3件あり、先方の都合も合ったので、今日ひと息に回ってきました。おかげさまで、さまざまなジャンルの仕入れができました。ありがたいです。

 午後から訪ねたお客さまのお宅は呉市東部の小さな港町にありました。お宅は瀬戸内海を臨む高台にあり、海からの風が爽やかで、本当に良いところでした。買い入れの話もそこそこに、ご主人としばし会話。熊野町以上にのんびりとしたまちで、時間を忘れ、少々長居してしまいました。ご主人は、蘭を育てるのがご趣味で、なんとおみやげに蘭の小鉢をいただきました。買い入れに行き、鉢をいただいたのは初めてです。育て方をうかがい、大事に持って帰りました。花が咲くのは来年5月ごろとのこと。港町の穏やかな雰囲気と瀬戸内海の景色を思い出しながら、枯らさないよう大切に育てようと思います。

 このような「ふれあい」も買い入れの楽しみです。商売になるかどうかがまずは大事であっても、それとは別にお客さまとの会話も楽しみであり、財産です。商売に徹し切るのではなく、誠意や温かみというものを忘れずにいたいとあらためて思いました。

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2007年9月24日 (月)

パソコンより読書

 熊野町は曇り時々雨。だいたい曇っているだけなのですが、時々思い出したように雨が落ちてきます。おかげで暑くはありませんが、湿度は高く不快指数は相当高そうです。

 今日は3連休の3日目。皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 広島の方は天気も今ひとつということで、明日からの仕事に備えて今日は家でゆっくり、という方も多いかもしれません。こんな一日は古書店で本を買い、のんびりと読書をして過ごすに限りますね!(笑)

 ところで、よく思うのですが、インターネットで調べたことは不思議と頭に入りません。それより読書で知ったり、辞書で調べたりしたことのほうが記憶に残ります。なぜでしょうか? 私だけでしょうか? インターネットは本当に便利なものですが、ずっと使っていると目も悪くなりそうですし、何より脳の働きが鈍くなりそうで、最近の私は少し使用を控えています。これまでパソコンの画面を見ていた時間を読書にあて、そんな自分に満足している今日この頃です。

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2007年9月23日 (日)

暑い……

 今日は筆まつり。好天に恵まれ、会場はたくさんの人、人、人。ただし今日はちょっと暑過ぎました……。場内をぐるりと回り、食べたいものを食べ、1時間ほどで退散。こんなに暑い筆まつりは記憶にありません。

Kc3a0030 写真は入り口の鳥居です。やや大きめの筆が吊り下げられています。境内の参道も両脇に筆が連なるように吊り下げられており、独特の雰囲気を醸し出しています。もちろん筆の特売も行われており、最近は化粧筆も売れ行きが良いようです。多くの人が買っていたように見えました。場内の物販は、街の祭りより明らかに安く、筆に興味がなくても十分楽しめます。夕方を迎え、一年に一度の楽しみが終わってしまうのは寂しいものですが、また来年を楽しみにしたいと思います。

 日が傾くころになり、ようやく少し涼しくなってきました。昨夜は久しぶりに雨が数時間にわたって降り、少し驚きましたが、今日も怪しい空模様です。明日は連休の最終日。当店は通常通り営業いたします。

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2007年9月22日 (土)

お目当て

 明日はいよいよ筆まつりです。毎年、町外からも多くの人が訪れ、おおいに賑わいます。せっかくなので私も少し会場をのぞいてみようと思っています。当店から会場へは歩いて5分ほどです。

 当店はインターネット販売も行っているため、あらかじめ欲しい本を決めて来店されるお客さまが少なくありません。そんなとき、お探しの本をすぐに見つけることができれば良いのですが、あるべきところに見つからないと汗が出ます。あるときなどは、最後まで本が見つからず、お客さまにはいったんお引き取りいただき、後日、郵送させていただきました。これは最悪です。こういうことがないよう、日ごろからしっかり整理しておかないといけません。お客さまには、ご来店前に電話やメールなどであらかじめ在庫をご確認いただけると確実です。また、目当ての本をご購入されると、店内には目もくれずお帰りになるお客さまがおられます。狭い店ですが、せっかくですので少し店内をご覧いただければうれしいです……。

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2007年9月21日 (金)

大漁

 昨日は定休日。近くの瀬野川へハゼ釣りに行ってきました。シーズンには少し早いかなあと心配しましたが、なんの、よく釣れました。投げる度にアタリがあり、入れ食い状態。サイズも15cm前後と上々でした。結局、夫婦で40匹程度釣ったところで納竿。大満足の釣行でした。

Kc3a0029 簡単に釣れて、食べて最高。これがハゼです。釣ったばかりのハゼの天ぷらは、街の天ぷら店の味に劣りません。いや、それ以上と言っても過言ではないでしょう。ほくほく、熱々で本当においしいです。ハゼは誰でも簡単に釣れる魚です。引きもそれなりに強く、釣り味も悪くありません。ぜひ、お試しを。

 今日の熊野町は晴れ。引き続き好天ですが、一時の暑さは影をひそめつつあります。残暑もひと息。ようやく秋が訪れようとしています。

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2007年9月19日 (水)

歓談

 市(いち)の日。今回は出品量がやや多めで、新しく組合に加入された2名も加わり、なかなかにぎやかな市となりました。質はともかく、これくらいの量を毎回確保できれば市を月例で開催する意味があります。当店もそれに貢献できるよう、積極的に売買したいと思います。今回の当店は若干の買い越しでした。

 いったん解散後、昼過ぎから場所を変えて組合の総会。15人ほどが参加し、新規の組合員があらためて紹介され、また、市の世話役の変更などについて話し合いました。話し合った、といっても実質はお酒ありの食事会で、決めるべきことをさっさと決め、残る時間は歓談となりました。いつも思うことですが、こういう機会がたまにあると時間があっという間に過ぎます。情報が交換でき非常に有意義です。次回の機会をまた楽しみにしたいと思います。

 ところで、世話役の変更などで私にも大役が回ってきました。「こんなこと、あっさり決めて良いの?」と少し思いましたが、任された以上はしっかり務めたいと思います。50代くらいを境に年代的には上下に分かれた構成となっている当組合。世代交代が少しずつ進んでいます。先輩方の経験をうまく受け継ぎ、成長したいものです。明日は定休日です。

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2007年9月18日 (火)

トレード

 明日の市(いち)へ向けてせっせと準備の一日。この1か月は当店向きではない本の入荷が比較的多く、明日は出品が多めです。せっかく本をお売りいただいたお客さまには申し訳ない気もしますが、当店でくすぶり、深い眠りにつくよりも、陽の当たる店で多くの人の目にふれるほうが、本にとっては幸せだろうということでどうかご容赦ください……。各店が好みの本を手に入れるだけでなく、本をより必要とされる店へ、お客さまへ。市は貴重なトレードの場でもあります。

 今日の熊野町は真夏のような晴天。暑い一日になりました。少し風があり、それは幸いでしたが、明日以降は高気圧の勢力が強まり、さらに夏っぽい天気になるということです。もう9月も下旬にさしかかろうとしています。なのに憎き蚊がいまだにちょろちょろしています。早く、もう少し涼しくなってほしいです。

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2007年9月17日 (月)

法則

 熊野町は雨。連休の最終日でしたが、100円均一棚は終日シートをかけたままでした。もっとも今日もお客さまはゼロ。連休はお客さまが少ない、という当店オリジナルの法則は今回も生きていました。連休も、とならないようがんばらねば!

 連休ということで郵便局が閉まっているので、郵便冊子小包にて発送する本がたまっています。該当するお客さま、申し訳ありません。明朝、郵便局へ持っていきますので、到着まで今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。クロネコメール便で発送できるものは連休中も毎日発送していますが、クロネコメール便も連休を挟むとお届けが若干遅れる傾向があります。ご容赦ください。

 明日からは日差しが戻り、厳しい残暑となるようです。予報を見ると33℃、34℃という数字が並んでいます。今週は水曜に市(いち)があり、買い入れの予定も入れているので、体調を崩さないよう注意したいと思います。

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2007年9月16日 (日)

波2

 連休の中日ですが、熊野町はあいにくの天気になっています。昼過ぎから雨が降り始め、やむことなく現在も降り続いています。店を訪れるお客さまはゼロ。天気のせいにしておきます……。

 昨日と近い話になりますが、買い入れについても(高く買い過ぎた)あるいは(安く買い過ぎた)ということが正直あります。もちろん、そのときは適正な価格を申し上げているつもりなのですが、数か月が経ってみれば「失敗」という結果を突きつけられることがあります。この場合、高く買い過ぎたときはマシで、安く買い過ぎたときは引きずります。お客さまに申し訳ないと思うのはもちろんですが、適正に評価して買わないと、業界の信用にも関わるからです。古書店は買い叩く、このような評判が定着すれば、誰も古書店に本を売ろうとは思わなくなるでしょう。したがって、買い入れのときも、お客さまに納得していただけるよう、評価の根拠をできるだけ丁寧に説明する必要があります。なぜこの評価なのか、なぜ高いのか、安いのか、価格を言い放つだけでは信頼は得られません。これでダメなら仕方ない、という価格をはじめから提示するようにしています。自分なりに真剣に見て、よく考えて価格を申し上げているつもりなのですが、それでも正解とは限らないのが難しいところです。もっともこの「波」も数年前と比べれば小さくなっている実感はあります。できるだけ多くの本に触れ、市(いち)にも参加し、さらに目を養いたいものです。

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2007年9月15日 (土)

 毎日毎日本の値付けをしていると(最近ちょっと高いかなあ)とか、逆に(安いかなあ)と感じる時期があります。今思えば初めのころはやや高めに付ける傾向がありました(すみません!)。値段を高く付ける時期と安く付ける時期の波があるとすれば、数年を経て、このごろようやくその波が穏やかになってきたような気がします。相場というものが、遅ればせながら身に付いてきたのでしょうか。代表を務めて丸3年、知識も経験もまだまだ足りませんが、それを積むと同時に、足りないものを補えるよう誠実に、地道に仕事をしていこうと思う次第です。

 熊野町は今日も蒸し暑くなっています。遠い台風の影響があるのでしょうか。暑さに負けて倉庫にこもることができず、店舗に避難して仕事をしています。カープは昨日、信じられない負け方をしました。優勝に向かっていくチームと下位に低迷しているチームのモチベーションの差といえばそれまでですが、残念な試合でした。今日は意地を見せてほしいものです。

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2007年9月14日 (金)

伸び伸び

 午前中は曇り、昼前には雨も降りましたが、現在は晴れています。雨上がりの晴天、蒸し暑くなっています。

 熊野町の子どもたちは、道ですれ違うと元気に挨拶をしてくれます。小学生だけでなく、中学生、高校生もそうです。うれしいものです。元気に挨拶をしてくれるだけでなく、いきいきとしているように見えます。田舎道を走り回り、うつむいてはいない、そんなイメージです。実際、子どもたちの笑い声が耳に届かない午後はありません。不便なこともある田舎ですが、自然が多くあって、子どもたちが伸び伸びと遊べるのは、田舎ならではの良いところといえそうです。子育てをするなら、田舎で子どもには伸びやかに育ってほしいと願います。

 今週、来週と3連休が控えています。2つ目の連休の日曜には「筆まつり」があります。熊野町が一年で最もにぎわう日です。私も楽しみにしています。連休も当店は通常通り営業いたしますので、よろしくお願いいたします。

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2007年9月12日 (水)

体力勝負

 今日は買い入れのため広島市内へ。久しぶりに段ボールを運び、良い汗をかきました。若いうちは良いですが、年をとって体力が落ちると、買い入れもままならなくなりそうな気がします。そういうことにならないよう、体力をできるだけキープしたいものです。定休日ですが、明日も買い入れが1件あります。ありがたいことです。どんな本と出会えるか、買い入れの依頼は常にうれしいものです。

 熊野町は晴れ。蒸し暑いです。倉庫が暑いので扉を開け放っていると、遠慮なく蚊が入ってきます。気が付くまでに2か所やられました。蚊の季節ももうすぐ終わりのはず。耐え難きを耐え、許そうと思います。

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2007年9月11日 (火)

辞書

 近年、売れないものの一つが「辞書」です。国語、漢和、古語、英和、和英……当店にもたくさんありますが、売れたためしがほとんどありません。仕方がないので100円均一棚に並べていますが、それでも見向きもされません。たいていのことはインターネットでカタがつく昨今、分厚い辞書の時代は過ぎ去っています。分厚いものといえば『広辞苑』も在庫がだぶつく一方です。子どものころは、分からないことがあったら広辞苑で調べなさいとよく言われたものです。個人的には愛着があります。しかし滅多に売れてくれません。分厚いので(?)100円で売るわけにもいかず、ちょっと困っています。

 いじったついでに100円均一棚の品揃えを少し入れ替えました。売れそうにないものを省き、売れそうなものを追加するのですから、レベルはどんどん上がるはずですが、考えてみれば売れるべきものは売れていくので、実際はそう変わらないのかもしれません。

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2007年9月10日 (月)

次を買う前に

 熊野町は晴れ。一時の暑さはなく、夕方になれば風も涼しく、秋を感じます。もう一段、涼しくなれば、本当に過ごしやすくなります。ベストのシーズンは間もなくです。

 今日は絵葉書の値付けをしました。買いっ放しの投げっ放しで、気が付けば洒落にならないほどたまっています。本と違って場所を取らないのが幸いですが、一日や二日で片が付く量ではありません。それを一枚一枚値付けをするのですから、あっという間に日が暮れます。

 絵葉書の魅力は、何といっても今はない風景と出会えることです。観光地は今と変わらぬ風景であることも珍しくありませんが、町並みや海岸、鉄道などは大きく変化しているものも多く、古いアルバムをめくっているような気持ちになります。だから絵葉書の整理は面白いですし、好きです。市(いち)で次を買うのは、今あるものを整理し終えてからにしようと心に決めていますが、面白いものがあれば絶対に札を入れてしまいます。できるだけ我慢するという方向でいきたいと思います。

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2007年9月 9日 (日)

琵琶湖

 今日は本ではなく「一枚もの」の値付けをしました。一枚ものとは、本のかたちになっていないもの、例えば地図や絵葉書、チラシなどのことです。今日は古い地図やパンフレットを整理したのですが、一つひとつがなかなか味わい深く、本とはまた違う面白さがあります。

Kc3a0027 写真は「江若鉄道」のパンフレットで、戦前のものです。江若とは近江の「江」と若狭の「若」からとっており、江若鉄道は琵琶湖の西側、滋賀県と福井県を結ぶ鉄道をかつて運営していました。運賃は、浜大津から終点の近江今津までが往復191銭と記載されています。やや傷んではいますが、今となってはこのパンフレットもほとんど現存していないと思われ、路線図や写真の一枚一枚にしばし見入ってしまいました。

 このパンフレットに魚釣りについての記述があります。「モロコ釣は収穫の多い事で定評があり、沿線湖畔は総て鮒、鯉の豊富な釣場です」。モロコは長年、琵琶湖の名物でしたが、現在はほとんど捕れず、捕れないどころか絶滅が心配されているといいます。今、琵琶湖で釣れるのはモロコやフナ、コイなどではなくブラックバスやブルーギルです。私も釣りをしますが、おいしく食べられる魚しか釣らない主義(?)で、ブラックバスやブルーギルは釣ったことがありません。人間が生態系を変化させてしまったという事実もそうですが、個人的にも琵琶湖の変化を寂しく思っている一人です。

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2007年9月 8日 (土)

古書店のおやじ

 本を大事にしてくれそうなお客さまと接すると、うれしくなります。頼まれてもいないのに、値引きしたくなります。どうやら私は根っからの商売人ではないようです。もっとも、金儲けがすべてであれば、わざわざ古書店をする人はいないでしょう。もっと儲かりそうな仕事はいくらでもあります。商売人に見えても、それに徹しきれてはいない。つまり、そういう業界なのかもしれません。気難しそうな店主、すきのなさそうな店主、怒られそうな店主、いろいろですが、中身は意外と違うかもしれません。まずは、話しかけてみてはいかがでしょうか?

 熊野町は晴れ。厳しい残暑のまっただ中です。カープはここにきて連勝。来週は好調タイガースとの3連戦があります。舞台が広島である限り、タイガースといえども楽な戦いにはならないでしょう。カープも意地を見せるならここしかありません。

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2007年9月 7日 (金)

読破

 今日の熊野町は曇り時々雨。当店の立て看板は板に和紙を貼り付けたものなので雨は大敵です。今日は雨が降る度、片づけに走りました。

 昨夜、一冊の本にはまり、新書とはいえ読み切ってしまいました。それが松井政就『賭けに勝つ人 嵌る人 ラスベガスと日本人』(集英社新書)です。私は新書が好みで、新刊の書店に行くと、つい新書を買い過ぎてしまうのですが、この本は久しぶりに面白いと思いました。カジノでおなじみのラスベガスでは、日本人はこう呼ばれているそうです。「金はあるが、技はない」。つまり「カモ」というわけです。著者はディーラーにこう言われたことが悔しくて悔しくて忘れることはないといいます。何を隠そう、私は新婚旅行の行き先がラスベガスでした。カジノで10数万負けました。この本には、こうすると負けるということが書かれており、私は恥ずかしいほど該当していました。

 この本の面白いところは、カジノでなぜ日本人が負けるかを軽快に書いているところです。それは日本とアメリカの文化の違い、日本人とアメリカ人の性格の違い、という根本的な部分にあり、それに気づかない限り、カジノでは勝てない、さらには実社会でも勝てないと指摘しています。思い切りが悪い、ミスを極度におそれる、言われてみればそうだと思いました。ギャンブルは人生の縮図であるとしばしばいわれますが、納得できる部分があります。確かに、ギャンブルをしない人は実生活においても冒険をしない人でしょう。それにおぼれるのは論外ですが、社会に通じる経験を積むことができ、何より世の中思い通りにならないことのほうが多いということを身をもって学べるギャンブルの効用というものは確かにあると思いました。

Kake 私は興味深く読んだのですが、Amazonでは1円+送料で買えます。まだまだ残暑は厳しいですが、秋の夜長にいかがでしょうか?

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2007年9月 5日 (水)

流した汗は嘘をつかない

 先週の土曜、カープの前田智徳選手が2000安打を達成しました。2000本目のヒットは、8回裏に生まれました。実は前のイニング、7回裏は前田選手の打席で終わっており、ゲームは1点のビハインドでした。つまり、この日、前田選手が2000安打を達成するには、8回裏もしくは9回裏に1点を取って延長戦に持ち込むか、8回裏に大量点を奪い、もう一度、前田選手まで打順を回すか、このいずれかしかありませんでした(8回裏に大量点を取れば、おそらく9回裏の攻撃はないからです)。注目の8回裏、嶋選手の3ランが飛び出し、この時点でカープが逆に2点をリード。9回表に失点し、延長戦に入る可能性はありましたが、実質、8回裏に前田選手に打席が回らなければこの日の達成はなし、という展開になりました。可能性とすると、わずかもない場面です。しかし、奇跡が起きました。

 プロ野球に興味がない方には申し訳ないのですが、この回のカープの攻撃を振り返ると、まず先頭打者の6番栗原選手が四球を選び、7番広瀬選手が送って1アウト2塁、8番の代打森笠選手がレフト前にヒットを放って1アウト1、3塁、9番の代打嶋選手が初球をレフトスタンドに運びました。この時点でスコアはカープの2点リードです。打順は先頭に戻りましたが、アウトが一つ、前田選手の打順は5番です。1番の梵選手が四球を選び、2番東出選手がレフト前ヒットで1アウト1、3塁。3番アレックス選手はピッチャーゴロでしたが、このとき1塁ランナーの東出選手がスタートを切っており、アウトは打者のみ。これで2アウト。いよいよ前田選手まであと2人、4番新井選手の打席が注目されました。スタンドの祈りが通じたか、新井選手は粘りに粘って四球。2アウト満塁、最高の場面で前田選手がこの日5回目の打席に入りました。前田選手は中日、久本投手の3球目をライト前に運び、歓喜の2000安打達成。前のイニングが自分で終わり、次の回に再び打席が回ってくるとは、本人も思わなかったでしょう。野球の神様は存在する、そうとしか思えない展開でしたね、と前田選手は後で語っていました。

 右足アキレス腱の断裂という大ケガをはじめ、数々のケガに泣きながら、ここまで数字を積み上げたという事実に感動します。周囲から天才と呼ばれ、ケガがなければ記録は何年も前に達成していたといわれますが、練習好きが多いといわれるカープというチームにあっても、最も練習をするのはほかでもない前田選手といいます。センスを持ち合わせているのはもちろんでしょうが、練習は正直であり、流した汗は嘘をつかないということでしょう。私が今からヒットを2000本打つことはできませんが、見習うべき人だと思いました。明日は定休日です。

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2007年9月 4日 (火)

転ばぬ先の杖

 今日の熊野町は晴れ時々曇り。9月に入りましたが、暑い日が続きます。8月が終わったということは、今年も3分の2が終わったということです。今年できたこと、まだできていないこと、両方ありますが、残り3分の1を大事に過ごしたいと思います。

 建築に関する本を整理しました。耐震についての本がいくつかあったので、少し目を通しました。建物の耐震性を高めるには、強度を高める、あるいは重量を軽くすることが基本だそうで、私たちが一般に応用できることではありませんが、興味深く事例を読みました。広島は比較的、地震が少ない地域といわれていましたが、ここ数年で何度も震度4あるいは5クラスの地震に見舞われているように、今はそうともいえないようです。もっともこれは広島に限らないことで、これまで地震と無縁と思われていたところで近年、大地震が発生しています。地震に対して安全なところなどもはやないというのが真実かもしれません。

Kc3a0025 当店は、地震の際に本棚が倒れないよう、本棚同士を連結したり、本棚の上に板を渡してその上に本を並べる(本を積むスペースができるので一石二鳥です)など、少し工夫をしています。大きな地震があればひとたまりもないでしょうが、前回の震度5クラスの地震ではこれが功を奏したか、本棚が倒れることはありませんでした。しかし本棚は倒れなくても、今のように通路へ本を無計画に積み上げていては、地震のとき大変な目に遭うことは明らかです。そうなる前に片づけておこうと思います。

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2007年9月 3日 (月)

ついつい

 所用のため土曜、日曜と続けて午後から店を閉め、申し訳ありません。本日からは通常通り営業しておりますので、よろしくお願いいたします。

 相変わらず体調が思わしくありません。微熱があり、鼻水が止まりません。情けないことです。もう何日も同じような状態ですが、この不調はいつかの遊び疲れに端を発しているような気がします。年齢のせいでしょうか、無理をして遊ぶと必ず数日後にがたっと来るようになっています。ゆっくり休養を取れば良いようなものですが、習慣は急には変えられずつい夜更かししてしまいます。だから、いつまでも治らないのです。鼻をかんでばかりでは仕事にならないので、今度こそ早く治したいと思います。

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2007年9月 2日 (日)

臨時休業のお知らせ

 二日続けてとなりますが、本日も午後から休業させていただきます。ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

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2007年9月 1日 (土)

臨時休業のお知らせ

 本日は午後から休業させていただきます。申し訳ありません。

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