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2007年3月 8日 (木)

検証

 ある程度まとまった額の買い入れを行ったときは、その値が適当だったかどうか、追跡して検証しています。つまり、1か月経ったとき、3か月経ったときなど、ある程度の時間が経ったとき、どの程度の金額、売れているかを確認します。例えば50万の買い入れを行ったとして、極端な話、1か月経った時点で100万売れていたら、買い入れの値が安過ぎたことになり、逆に5万であれば高過ぎたというふうに判断します。先日、数十万円の買い入れがあったため、いつものように追跡したところ、1か月経った時点で、売り上げがほぼ私の狙った通りの額になりました。これは自信になります。この検証をしていると、正直なところ、高過ぎたり、安過ぎたりすることはあるのですが、今回のように買い入れの額がある程度あり、結果が私の思うところの「適当」であると、誠実に評価できて良かった、とうれしくなります。買い値が高過ぎたときはまだ良いのですが、安過ぎると寝覚めが悪いですから、目をさらに養い、安定して誠実な評価ができるようになりたいです。

 今日の熊野町は曇りがち。開店時刻のころは久しぶりに雪が舞っていました。寒いはずです。しばらくは寒い日が続くようですが、今回の冷え込みが落ち着けばいよいよ春到来でしょうか。寒さと花粉のせいでイマイチ元気が出ませんが、もう少しの辛抱と思い、仕事に励みたいと思います。

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コメント

こんばんわ、古書店の商売もなかなか難しそうですね!

ところで最近の考古学書の値崩れ?特に以前は高価な値段で売られていた書が、最近どうした事か?物凄く安くなってきています。

知り合いの大阪市内の古書店主にこの事を聞いたら、原因の一端はネットにあるようです。

よりやすくか痛いという人たちの為にか??古書店のサイトに探求コーナーが設けられて、本の値段が検索すると羅列され出てきます。

まぁ私たちにとっては安いほうがいいわけですが、それにしても以前の売られていた値段を考えると、ちょっとホンマ?っていうねだんになってきています。

ただ本によっては値段が下がっていないとを見てると、資料的価値が薄くなってきている本は下がっているようかな?とも感じております。

考古学書は平均的に値段が高いという関係もありますが、古書店回りしているとあれっていう値段で思わず見つけるときもあって、購入してしまいます。
今日も京都市内は真冬の寒さ、今週いっぱい続くそうで週末にはまた天気が悪くなりそうです。

土曜日の姫路行きは、また雨にたたられそうな予感です。

投稿: 宿女 | 2007年3月 8日 (木) 21時59分

宿女さま、コメントありがとうございます。

値崩れしているのは考古学関連だけではなく、あらゆる分野に及びます。私が感じるところでは、とくに文学、美術などは値が壊れています。

ネットの普及により、私たち古書店は従来より多くのお客さまを得る代わりに、厳しい競争にさらされています。売り方、買い方の両方がオープンに取り引きできるようになったことで、ある意味、本の価格は自ずと決まるという面もありますが、売り方にとって厳しい時代になったことは確かなようです。

楽に商売ができる時代は過ぎたので、古書店が減るのも無理はありません。一方、比較が容易になったことでお客さまの目は肥えています。本格的な淘汰の時代に入ったといえるかもしれません。

土曜日、降らなければ良いですね!

投稿: 神鳥大悟 | 2007年3月 8日 (木) 23時44分

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