« 意外と残っていないもの | トップページ | 目算 »

2007年2月16日 (金)

商売っ気

 東京で商店街の豆腐屋さん親子が売り上げ減を苦に自殺したそうです。同じ自営業者として他人事ではないという思いが頭をよぎりますが、この道を選んだのはほかでもない自分なので、泣き言は言えません。

 幸い、古書店というのは特色を出しやすいので、潜在的な成長の余地は意外と大きいと私は見ています。あとはやる気があるか、どうか。これは熱意の意味ではなく、忙しくする気があるか、どうかという意味です。やり方次第でお金を儲けることはできると思います。しかし、この業界に身を置いてみて感じることですが、私を含め、商売っ気が薄いというか、楽しみながらそこそこやろう、という感じが主流のようです。もちろん、私の勝手な感想ですが……。

 業界の先輩方は「昔と比べるとぜんぜん売れん」とおっしゃいます。考えてみれば、お金を儲けようという人は、さっさと古書の世界を見切って、違う仕事に移っているのでしょう。業界に残るのは、好きでやっている人だけというわけです。居心地の良い業界ではあります。

 今日の熊野町は曇り。予報は晴れマークでしたが、午後はずっと曇っていました。明日、明後日は天気が崩れるようです。雨は構いませんが、風をともなうと雨漏りの心配があるので静かに降ってほしいです。

|

« 意外と残っていないもの | トップページ | 目算 »