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2006年9月28日 (木)

黒っぽい本

 暑くなく、寒くなく、本当に快適な日が続いています。幸せ……。昼下がり、店の外へ出て、しばしぼんやりとしました。やがて上空をヘリコプターが行き、それが頭の上を過ぎ、はるか遠くへ飛び去ると、辺りは再び田舎の静けさに。穏やかな気持ちのまま、店の中へ戻りました。しかし、いつまでもこの過ごしやすさは続きません。すぐにストーブが必要になるのです。熊野町の冬は、結構つらく、長いのです。ああ、一日でも長く、秋晴れの季節が続きますように。

 今日は先日の市(いち)で仕入れたままの「黒っぽい本」にようやく手をつけました。「黒っぽい本」とは比較的古めの本のことで、ハコや本の背、小口などが埃汚れや日焼けなどで黒っぽくなっているものが多いことから、そう呼ばれているようです。逆に比較的新しい本は「白っぽい本」と呼ばれます。今日、目を通したのは50冊程度でしたが、その大半が戦前のもので、どれも興味深く見ました。京都の製氷業の歴史に関する本とか、南瓜をたくさん収穫する方法についての本とか……。ジャンルがばらばらだったのも面白かったです。たいていのことはインターネットで調べられる時代ですが、古い本を見ていると「へー」と思わされることがよくあります。ただし、埃っぽいため、鼻がかゆくなるのは難ですが。

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