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2006年9月30日 (土)

市の存在意義

 熊野町は今日も暑いくらいの陽気。春と違って花粉の影響もないこの季節は、私にとって最も過ごしやすい時期です。

 今日は図録を整理。美術関係の書籍は書道のそれと同様、大きく、重いものが多いので、放っておくとどんどん場所を取ってしまいます。久しぶりにチェックしてみると、だぶっているものも多く、そのようなものは市(いち)へ出すことにします。惜しいと思うものもありますが、狭い当店には置き場所がありません……。また、当店が扱っていないジャンルの一つに「マンガ」があるのですが、これも知らず知らずのうちに少しずつたまっているので、これも市へ出します。このように、自分の店でだぶっているものやコンセプトに合わないものは、市へ出すことによって、しかるべき古書店へ、さらにはしかるべきお客様のもとへ渡っていく仕組みになっています。本にとっても、たとえばマンガを当店へ買いに来られる方はあまりおられませんから、うちのような店に何となく置いておかれるよりは、専門の古書店へ渡してあげるほうが幸せですよね(?)。古書店にとって市は、独自性の形成のために欠かせない存在なのです。

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