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2006年9月30日 (土)

市の存在意義

 熊野町は今日も暑いくらいの陽気。春と違って花粉の影響もないこの季節は、私にとって最も過ごしやすい時期です。

 今日は図録を整理。美術関係の書籍は書道のそれと同様、大きく、重いものが多いので、放っておくとどんどん場所を取ってしまいます。久しぶりにチェックしてみると、だぶっているものも多く、そのようなものは市(いち)へ出すことにします。惜しいと思うものもありますが、狭い当店には置き場所がありません……。また、当店が扱っていないジャンルの一つに「マンガ」があるのですが、これも知らず知らずのうちに少しずつたまっているので、これも市へ出します。このように、自分の店でだぶっているものやコンセプトに合わないものは、市へ出すことによって、しかるべき古書店へ、さらにはしかるべきお客様のもとへ渡っていく仕組みになっています。本にとっても、たとえばマンガを当店へ買いに来られる方はあまりおられませんから、うちのような店に何となく置いておかれるよりは、専門の古書店へ渡してあげるほうが幸せですよね(?)。古書店にとって市は、独自性の形成のために欠かせない存在なのです。

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2006年9月29日 (金)

収穫の秋

09290002 引き続き好天。写真はわが家の畑の「栗の木」です。収穫の季節を迎えています。まだ「いが」が緑のものも多く、それが茶色くなって割れ、写真のように栗の実がのぞいているものは多くありませんでしたが、第一次収穫ということで少しとりました。高いところにあるものを棒で叩いて落下させると、大粒の栗がこぼれます。やはり、食べ方は栗ごはんに限ります!

 来週は山口の市会へ行くつもりでしたが、世話をされているマツノ書店さんに問い合わせると10月は開会しないとのこと。予定が一つ減ってしまいました。再来月は行われるとのことなので、11月を楽しみにしたいと思います。

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2006年9月28日 (木)

黒っぽい本

 暑くなく、寒くなく、本当に快適な日が続いています。幸せ……。昼下がり、店の外へ出て、しばしぼんやりとしました。やがて上空をヘリコプターが行き、それが頭の上を過ぎ、はるか遠くへ飛び去ると、辺りは再び田舎の静けさに。穏やかな気持ちのまま、店の中へ戻りました。しかし、いつまでもこの過ごしやすさは続きません。すぐにストーブが必要になるのです。熊野町の冬は、結構つらく、長いのです。ああ、一日でも長く、秋晴れの季節が続きますように。

 今日は先日の市(いち)で仕入れたままの「黒っぽい本」にようやく手をつけました。「黒っぽい本」とは比較的古めの本のことで、ハコや本の背、小口などが埃汚れや日焼けなどで黒っぽくなっているものが多いことから、そう呼ばれているようです。逆に比較的新しい本は「白っぽい本」と呼ばれます。今日、目を通したのは50冊程度でしたが、その大半が戦前のもので、どれも興味深く見ました。京都の製氷業の歴史に関する本とか、南瓜をたくさん収穫する方法についての本とか……。ジャンルがばらばらだったのも面白かったです。たいていのことはインターネットで調べられる時代ですが、古い本を見ていると「へー」と思わされることがよくあります。ただし、埃っぽいため、鼻がかゆくなるのは難ですが。

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2006年9月27日 (水)

秋の夕刻

 高価な本が売れるとうれしいのですが、反面、寂しさがあります。高い本がどんどん売れると、いずれ良書が当店からなくなってしまうのでは、と不安を感じる私は商人失格でしょうか? 売れたときに「この価格なら仕方ない」と感じられる値付けを常にできるよう、感性を磨いておきたいと思います。

09270001 今日も熊野町は晴れ。気持ち良い秋晴れの日が続いています。写真は、西日が差し込む本棚です。夏が過ぎると、夕刻、開け放したドアから西日が差し込み、ヤケのある「黒っぽい本」をセピア色に照らします。何となく寂しげで、古書店らしくもある光景と思い、撮ってみました。上手な方が撮ればおしゃれな写真になりそうですが、素人の私が、しかもカメラ付き携帯電話での撮影のため、わかりにくいのがもどかしいです。

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2006年9月26日 (火)

はかどりません

 古めのマンガを整理しました。小池一夫とか白土三平とかの文庫判のマンガです。私はマンガを読むほうではなく、むしろ昔からほとんど読まないのですが、読んでみると面白いですねえ。整理の手が止まりっぱなしになってしまいます。読み始めると止まらないのがマンガに限らず、本の魔力ですね。というわけで、今日も仕事がはかどりませんでした。

 連日の好天。定休日の昨日はいつも通り乗馬でリフレッシュ、と書きたかったのですが……。実は乗馬で少し腰を痛めてしまい、昨日はレッスンの半分を自重しました。たいしたことはないのですが、腰の張りが今もあります。落馬したわけではなく、普通に乗っていてのケガですから、今後が心配です。くせにならなければよいのですが……。バイオリズムというものがあるとすれば、何となく下降気味の気はしますが、今週も元気にがんばっていきたいと思います!

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2006年9月24日 (日)

なぜか無気力

 祭りの後の寂しさからか、今日は何となく一日を過ごしてしまいました。することは山積しているのですが、どうも体が動かず、この時間を迎えています。すっかり日が暮れるのも早くなり、半袖では少し寒いくらいです……。まあ、こういう日もあるということで、今日はもうのんびり過ごそうと思います。

 熊野町は今日も晴れ。過ごしやすい日が続いています。ふと気づきましたが、今年は台風が少ないですね。良いことです。先日の大型台風にはちとびびりましたが。明日は定休日です。いつもの乗馬でリフレッシュしてきます。

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2006年9月23日 (土)

祭りだ、祭りだ!

 雲一つない晴天のもと「筆まつり」が開催されました。私も一時、父に店番を任せて、歩いて10分ほどの会場へ行ってきました。残念ながらメーンイベントの「大書」は見ることができませんでしたが、にぎわいに触れ、祭りの雰囲気を楽しむことができました。もっとも私の場合は筆を買うのではなく、おいしいものを食べるのが目的でしたが……。会場そばの熊野中学校グラウンドの「露店村」でお好み焼きや松茸ごはん、鮎の塩焼きなどあらゆる「おいしいもの」が売られており、とてもにぎわっていました。

09230003 写真は会場入り口の鳥居です。大きな筆がぶら下がっていますが、筆がぶら下げられているのはここだけではなく、境内に紐が張り巡らされ、それに大小の筆が連なってつり下げられています。筆の町、熊野町ならではの光景ではないでしょうか。筆が安く買えるのはもちろん、名前をその場で彫ってもらったり、あるいは使い古した筆を供養したりもできますので、書道が好きな方はぜひ一度「筆まつり」へ足を運んでみていただきたいと思います。そのときは、ぜひ当店へもお立ち寄りください!

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2006年9月22日 (金)

明日は「筆まつり」です

 熊野町は晴れ。残暑がなかなか厳しいです。今日は午前中、広島大学へ買い入れに行ってきました。当店から東広島市の広島大学へはクルマで20分ほど。往復約1時間の仕事ということになります。久しぶりに大学へ立ち入り、アカデミックな雰囲気に少しだけ浸ってきました。

 明日、熊野町では「筆まつり」が行われます。巨大な筆をふるう「大書」や「筆供養」などが行われ、結構にぎわいます。屋台もたくさん出るので、私もチャンスがあるようなら足を運んでみたいと思っています。この日は雨に泣かされる年も多いのですが、今年は晴れの予報。何よりです。

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2006年9月21日 (木)

さかな、さかな、さかな

 今日も穏やかな秋晴れ。だいぶ涼しくなったのに、なぜか蚊が多く、辟易しています。まとわりつかれると仕事に集中できません!

09210001 写真は昨日、市(いち)で入手した「魚の本」の一部です。魚料理は全般的に好きですし、釣りもしますので、魚に関する本については無意識のうちに入札の値が上がっているようです。数少ない落札分を見ると、昨日は魚の本にかたよっていました。写真中央の「魚と貝の大事典」は、写真がカラーではないものの、説明が丁寧で面白く、良書だと思いました。私のような魚好きならずとも楽しめるのではないでしょうか。手放したくない本がまた1冊増えました。

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2006年9月20日 (水)

初!

 夕方遅く、蛍光灯の明かりが漏れる当店前に一人立ち尽くしている制服姿の少年。自転車を止め、何やら落ち着かない様子。急に具合でも悪くなったのかと、心配になり声を掛ける私。「どうしたの?」。答える少年。「ここで友だちと待ち合わせているんです……」。おそらく初めて、当店が「待ち合わせ場所」に指定されました! やや、うれしいです。熊野町に移転して3年、ようやく当店も存在が認知されたということでしょうか?

 熊野町は晴れ。暑いくらいでしたが、日の入りはだいぶ早まりました。今日は朝から広島の市(いち)へ行ってきました。出品はやや多めで、私も張り切って札を入れたのですが、ほとんど買えませんでした。それでも何とか買い越し。良しとしたいと思います。市といえば、来月は広島のほか山口、岡山、神戸の市に参加の予定。山口、神戸は初となりますが、勉強、勉強です。

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2006年9月19日 (火)

法則やぶれる

 まさしく台風一過。今日は良い天気でした。広島では台風の影響が大きかったのは日曜深夜でしたが、風はさすがに強かったものの雨はあまり降らず、翌朝は晴れ間がのぞいていました。屋外にある100円均一棚と屋内の水漏れ地帯(!)だけ事前に対策をしましたが、とくに困ったことは起きませんでした。良かったです。

 定休日明けはいつもそうですが、商品の発送が2日分あるため梱包、発送の作業に追われます。今日はやや多く、夕方までひたすらその作業をしていました。実は当店には「連休のときは商品が動かない」という勝手な法則があったのですが、今回は連休にもかかわらず、ご注文はやや多めでした。思い込みに過ぎなかったようです。というより、それを言い訳にしていただけのようです。明日は、朝から広島組合の市会に行ってきます。

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2006年9月17日 (日)

何事もありませんように

 台風13号が近づいています。依然として強い勢力のままで、広島でも夕方になって風が強くなってきました。雨は降っていません。日中は晴れ間ものぞき、近くの小学校では運動会が無事行われていましたが、現在は厚い雲が空を覆い、その雲がめまぐるしく流れています。広島では今夜が雨風のピークとなりそうです。何事もないことを願うのみです。明日は定休日です。

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2006年9月16日 (土)

つい後回し

 今日は鼻水が止まりません。一時期、おさまっていたのですが今日はダメです。わかったことがあります。今日は一日中、雨。ということは、花粉による鼻炎ではないということです。雨の日は花粉が少ないはずですから。今日は終日、倉庫でほこりっぽい作業(?)をしていたので、そのほこりに反応しているようです。こんな体質なので、ほこりっぽい本(?)はつい後回しにする癖がついてしまいました。性格は古書店に向いていると思うのですが、残念ながら体質は向いていないようです。

 午後3時の情報によると、台風13号の中心気圧は925ヘクトパスカルとなっています。これは相当強いですね。今は雨風ともにたいしたことありませんが、明日、明後日の天候が本気で心配です。それるか、弱まってくれることを祈るしかありません。

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2006年9月15日 (金)

写真集史に残る一冊

 今、全般的に古本は安いと言われますが、極端に安くなっているジャンルの一つが「写真集」です。珍しくて、高値がつくものはごくごく一部で、ほとんどは数百円しか値をつけられません。したがって市(いち)でも山積みの写真集に目をやる人はほとんどいません。買おうと思えば、すごく安く買うことができます。相場が壊れていると言って良いでしょう。

 そんななか、かつてのベストセラーにもかかわらず、いまだに売れ続けている一冊があります。それが宮沢りえ『Santa Fe』(篠山紀信:撮影)です。今、相場は1,000〜1,500円でしょうか。発売が1991年で、当時は飛ぶように売れた写真集なので部数も多いはずです。それでいて15年経った今、この価格をキープしているのは、相場の崩れを思うと驚きです。当店でも、入荷するとすぐに売れてしまいます。

09150001 宮沢りえの現況は知りませんが、当時、彼女がヌードになったときの衝撃は相当でした。今で言えば……と例えたいのですが、適当な女性が見当たりません。まさしく写真集史に残る一冊といえるでしょう。

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2006年9月14日 (木)

岡山へ行ってきました

 数日ぶりの晴天。朝から岡山組合の市(いち)へ初めて行ってきました。山陽自動車道の吉備サービスエリアで赤木書店さんと待ち合わせ(想像より遠くて遅刻してしまいました。すみませんでした)、会場へ案内していただきました。先輩方に挨拶をさせていただき、いざ開会。私にとっては福岡での市に続く「回し入札」で、今度は回ってくる本に指を挟まれずに済みました。出品はマンガや文庫が多く、なかなか札を入れることができませんでしたが、興味をそそるものもあり、わずかですが買うことができました。新参者にもかかわらず温かく迎えてくださった岡山組合の方々に感謝!です。

 他地区の市へ出かけると、商売上の直接的なメリットだけでなく、いろいろな方々と話をさせていただくことも楽しみです。今回も勉強になりました。やはりときには遠方へ足を運ばないと、と再認識した次第です。また出かけたいと思います。

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2006年9月13日 (水)

あの本はいま……

 天気は昨日の繰り返しのよう。曇り空が続き、15時を過ぎてから小雨が降り始めました。昨夜、広島市民球場のスタンドは阪神戦にもかかわらず寂しいものでしたが、この天気では今日もそうなってしまいそうです。

09130001 写真は童話『ノロちゃんのおとぎ話』(エディト=ウンネルスタード、下村隆一訳)、同じく『ほらふきマックス』(エーロン=ジューダ、神宮輝夫訳)です。もともと当店には子ども向けの本は多くなかったのですが、このごろ少しずつ冊数が増えてきました。買っていただいたお客様から「ずっと、さがしていました!」という感謝の言葉を頂戴したことが何度かあり、それがうれしくてそれ以来、子ども向けの本を集めるようになりました。思えば、誰の胸にも、幼いときに読んで忘れられないお話の一つや二つはあるのかもしれません。でも、私もそうですが、何度も繰り返し読んだその本は大人になったいま、手元に残っていません。お客様から「本が届いて、涙が出てきました」というメールをいただいたとき、感動しました。当店の本がまた、誰かの思い出の一冊となればうれしいです。

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2006年9月12日 (火)

理想の目録さがし

 先日少し触れましたが、目録について。いつかは作ってみたいのですが、せっかくなので少し変わったことをしたいなと思っています。いま考えているのは、まずインターネットでご注文をいただいたことがあるお客様に対して、当時のご注文内容から興味をお持ちのジャンルを推測し、それに合う書籍を在庫から抽出してリストにし、お送りすることです(もう他店では一般的でしょうか?)。これだと比較的簡単に作成できます。また、データの蓄積を生かせる方法だとも思いますが、受け取る側からすればどうなのでしょうか? 狭いジャンルの目録より、広く浅い従来型の目録のほうが広い範囲の興味を誘って良いのでしょうか?(「広く深く」が一番良いのでしょうが……)もしご意見などございましたらぜひおうかがいしたいところです。こうして書いていると、すぐにでも作ってみたくなります。いや、店内が依然散らかっているので、その整理が先!と自分に言い聞かせています。

 今日の熊野町はどんよりとした曇り空。降りそうで降りませんでしたが、夕方になってぽつぽつと雨が落ちてきました。予報によると今週はずっと曇りがちだそうです。

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2006年9月10日 (日)

勝手に看板猫

 雨のち曇り。昼過ぎまでしとしとと降り続きましたが、夕方前には晴れ間ものぞきました。雨がやんでからは、お客様が続けざまに来られ、にわかに忙しく過ごしました。

P8270007 写真は、近所の飼い猫です。当店がお気に入りの場所らしく、時々やってきては店先にちょこんと勝手に座ります。仕方がないので看板猫として公認しています(?)。来なくなったらそれはそれで心配なので、晴れた日はいつも遊びに来てほしいものです。明日は定休日です。

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2006年9月 9日 (土)

筋トレ?

 ここ数日、書道の本を整理しています。本の数は着実に増えつつあるのですが、部屋の広さは変わらないので、置き場所のやりくりに苦労します。また、書道に関する本、とくに作品集などは大きく厚く重いものが多いので、筋力アップが図れそうです。なまった体に書道の本は効きます。せっかく書道の本を集中して整理しているので、簡単な目録など作ってみようかなあとも思いますが、やり始めるとのめり込む性分なので、全分野にわたって作りたくなりそうで、今のところは気持ちを抑えています。

 熊野町は朝から雨が降ったりやんだり。昼過ぎから夕方はやんでいる時間が長かったですが、夜になってときに激しく降っています。雷も鳴っているので、停電などが少し心配です。

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2006年9月 8日 (金)

気ばかりあせり

 今日は暑かったですねえ。店内の温度計は34.1℃を示しています。じっとしていても汗が出るこんな日は仕事もそこそこにのんびりと……したいところですが、こんな日に限って発送が集中。真夏なみに汗をかきながら梱包に励みました。発送があるということは注文があるということなので(当たり前)、文句を言っては罰が当たります。今、ようやく作業を終え、こうしてブログを書いています。

 昨日、体調を崩さないようにしたいと書いたばかりですが、早速、少し体調を崩したようで、昨夜はあまり寝られませんでした。しかも起きてみると肩を寝違えたようで、首を動かすと痛みが走ります。したい仕事がたくさんあるのですが、なかなかままなりません。

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2006年9月 7日 (木)

後悔

 ハチが店内に飛び込んでくることはよくありますが、今日のハチさんは私の目の前の本棚にとまり、なかなか出て行ってくれません。しかも中型のスズメバチです。気にしないよう試みましたが、どうしても気になって仕事が手につきません。仕方がないので、おそるおそる遠くから殺虫剤をシューとやると、案の定、ハチさんがこちらへ向かってくるではありませんか! 幸い寸前で力尽きたらしく、ハチさんは床に落下しました。怒りの突進だったのでしょうか? 悪いことをしました。

 雨があがり、おだやかな晴天。だいぶ涼しくなったとはいえ、今日はまさに「残暑」と呼ぶにふさわしい蒸し暑さです。それでも朝晩は冷えるので、体調を崩さないよう気をつけたいと思います。

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2006年9月 6日 (水)

地道な作業

 朝から雨。朝方強く降り、徐々に弱まりながら夕方まで降り続きました。現在はあがっています。明日は降らないようですが、しばらくはぐずつくようです。

 当店で最も多い本のジャンルは「文学」でも「歴史」でもなく「書道」です。これは筆の町、熊野町に当店があることと無関係ではありません。私は前にも書いたとおり「筆心」がまったくないのですが、市(業者内の古書交換会)で書道関係の本を見つけると、なぜか「専門だから……」という意識がはたらき、つい買ってしまいます。こうして書道の本がどんどんたまるのですが、整理は後回しになっていました。先日より、ついに重い腰をあげ、書道本の整理に励んでいます。インターネットに掲載していないものは入力し、だぶりをチェックし、棚から出したり突っ込んだりというようなことをやっています。他店との比較はできませんが、書道というジャンルに限れば充実度は高いほうではないでしょうか。大げさでなく、すべてを入力するには年単位の時間が必要かもしれません。少しずつではありますが、当店サイトで検索可能な状態にしていきますので、興味がおありの方は一度お試しいただければ幸いです。

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2006年9月 5日 (火)

8割は不要

 当店の場合、メールなくしては商売になりません。一日あたりおよそ100〜200通のメールが届くのですが、その大半はいわゆる「迷惑メール」です。8割以上がそうではないでしょうか。出会い系がらみのものが一番多く、わけのわからない英語、韓国語のものも多いです。メールソフトにはフィルタの機能もあるのですが、これを使うと判別の誤りが逆に気になるので、使っていません。ほとんどが迷惑メールという今の状況は異常なのでしょうか? アドレスを簡単に変えるわけにもいかないので、ちょっと困っています。

 今日は曇り。雨が降るのかなあと思わせておいて結局降らない思わせぶりな空模様でした。明日は雨の予報です。

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2006年9月 3日 (日)

少し滑稽

 今日は町内一斉清掃の日。朝8時から川掃除へ出かけてきました。草ぼうぼうの川岸をみんなできれいにします。持ち場の作業は1時間ほどで終了。せっかくきれいにしても、ひと月も経てば元通りかもしれませんが、みんなで力を合わせて一つのことをするのは気持ちが良いものです。ただし、全員が全員、鎌を持って、ほおかぶりをして、連なって道を歩いている様子は、さながら農民一揆のようで、ちょっとおかしかったです(失礼)。

 熊野町は穏やかな晴れ。風が涼しく、なかなか快適です。こんな気候が続けば良いのですが。明日は定休日です。

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2006年9月 2日 (土)

しょぼしょぼ

 季節はずれ(?)の花粉症に悩まされています。鼻水もつらいですが、それより目がかゆくて仕方ありません。原因がはっきりしませんが、症状は花粉症そのものなので、やはりそうなのでしょう。今の時期はイネ科の花粉が飛散しているらしいですが、もしそれに反応しているのであれば、これからは年2回、花粉症に泣かされることになります。気が進みませんが、一度、病院へ行ったほうがいいかもしれません。

 買い入れが重なり、店内が再びちらかってきました。一時、だいぶ片づいたのですが、すっかり元通りです。整理が滞り、店内がほこりっぽくなっていることも体調を崩す原因の一つかもしれません。9月に入り、たいぶ涼しくなってきました。気候は良いので、明日は仕事を進めたいと思います。

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2006年9月 1日 (金)

本の値打ち

 先日、あるお客様が「値札」についてこうおっしゃいました。「糊付けするのはやめてほしいね。どうしても跡が残ってしまうんだ」。当店では値札は、紙片の上のほうを折ってページに引っかけるスタイル(わかりにくくてすみません)で、糊付けはしていないのですが、私が小さかったころは当店も糊を使っていました。指に糊をちょっと付けて、値札の裏を触って、裏表紙をめくったところに糊付け……手伝いをさせられた記憶があります。

 値札でよくあるのは、店の連絡先が印刷されていて、本が売れたときは値段が書いてある部分だけを切り取り、糊付けされている連絡先の部分だけが本に残るタイプです。店側にすれば、本を処分される際はご連絡を……という気持ちなのですが、糊付けを嫌がるお客様に対しては逆効果でしょう。無理に剥がせば本を傷めかねないので「どうしてプロである古本屋がこんなことをするかなあ」というお客様の意見はうなずけます。

 一方、本に貼り付いている古めかしい値札も味、とも思います。もう廃業されている店の値札を見つけたときは、私など「おっ」とうれしくなります。もっとも最近はそんな味のある値札は少ないように感じますが……。本を「読むもの」ととらえれば、どうでもいい話。しかし、読むだけが本の値打ちではありません。本を宝物のように扱われるお客様であれば、少しでもいい状態で、と願うのは当然でしょう。本の扱い方について考えさせられました。

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