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2006年8月 3日 (木)

大特価

 百科事典の話の続きになりますが、百科事典といえば平凡社の「世界大百科事典」が有名です。当店にも全37巻揃のセットがあり8,000円の値をつけています。定価は218,000円ですから、なんと21万円引きの大特価です。しかしそれでも売れません。平凡社の「世界大百科事典」はどこの古本屋にもあると思いますが、今や1万円をつけている店は少ないのではないでしょうか。昨日も書きましたが、中身は立派です。十分使えます。どなたかいかがでしょうか?

 熊野町は今日も晴れ。昨日は日が暮れてからにわかに雲行きが怪しくなり、雷が鳴ったりもしましたが、予報によると今日も夕立があるかもとのことです。豪雨は勘弁ですが、通り雨であれば涼しくなるので歓迎です。

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コメント

友達より、自分は昭和9年初版の平凡社「大百科事典」全27冊を持っていますが、そうするとそれは800円の値打ちもないのではないかの嘆きを聞きました。本当にそうでしょうか。

投稿: 西遊記 | 2006年9月18日 (月) 12時42分

西遊記さま、コメントありがとうございます。平凡社の「世界大百科事典」の件ですが、値打ちという意味では800円ということはありえないと思います。発行から時が流れてしまったとはいえ、今でも内容が価値のないものとは思いません。

しかし、これを売るとなるとなかなか難しいです。残念ながら半数以上の古書店は買い入れを拒み、買い入れる店でも上限は5,000円くらいというのが現状ではないでしょうか。これは本の値打ちの問題ではなく、需給のバランスが崩れていることによります。いま、百科事典を売りたいという方は多いですが、買いたいという方はごくまれです。となると、古書店は高く買い入れることができません。当店の場合、8,000円の値をつけていますので、残念ながら買い値は1,000円程度となります。ちなみに、これだと買い値は売り値の1割少しということになりますが、この割合は「売れやすさ」によって上下します。つまり今日買わせていただいて明日売れるようなものであれば、売り値を8,000円として、5,000円以上で買うことも十分考えられます。しかし百科事典の場合、当店は、売るまでに相当の時間がかかると予想します。したがって、今後、需要が伸びることが予想しにくいことや、置き場所を取り続けることなどを考えると、割合は下げざるをえないわけです。

長々と私見を書き連ね、申し訳ありません。結論を書くと、いま、百科事典は「値打ち」と「価格」のバランスが崩れています。もし処分をお考えであれば、古書店に持ち込まれるのもよいですが、誰か必要とされる方にお譲りになるのも一考ではないでしょうか?

投稿: 神鳥大悟 | 2006年9月19日 (火) 01時34分

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