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2006年3月28日 (火)

渋めの値づけ

 今日の熊野町は晴れのち嵐のち晴れ。朝方は好天でしたが、みるみるうちに空が暗くなり、昼前より激しい雨と風に見舞われました。嵐は数時間でおさまり、現在は何もなかったかのように再び青空が広がっています。激しい風雨には驚きましたが、これで今度こそ冬も終わりでしょう。冬将軍、最後のご挨拶といったところでしょうか。

03280001 写真は「教育社歴史新書」。当店には50冊程度しかありませんが、私の好きなシリーズです。タイトルだけを並べてみても「維新前夜の江戸庶民」「悪党」「北前船の時代」「近世上方の民衆」などなど、興味をそそられます。私は日本史が好きなので、大げさではなく全冊読みたいくらいです。市場に出ている数が比較的少ないので、新書にしては500〜2,000円と値づけは渋め。安く売りたくないという店主のわがままをどうかお許しください。

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コメント

古本屋さんのお客から店主さんへのメールです。

<< 前略
「頼山陽」の代金、昨24日浦和白鍬郵便局より振り込みました。
 
 実はこの本は、私の父の著作で唯一の書籍です。
 前に読んだ記憶がありますが、父も既になくなり本もなくなっていました。この度「
日本の古本屋」で検索したところ、貴店にあることを知り早速注文した次第です。
 私のブログで次のように書きました。

< 偉人 高島平三郎 2
「日本の古本屋」で「頼山陽」を購入する。
 高島平三郎序・高島忠雄著、三教書院偉人叢書2(昭和15年4月20日発行)。

 忠雄は平三郎の三男で二十八歳の時の出版であり、生涯唯一の本となった。

 序に
「頃日、三島通陽子爵を通じ、山教書院より、「頼山陽」の執筆を余に懇請されたので
、余は快諾したのであるが、その後、幾ばくも無く、病を得て入院したので、末男忠雄
をして、稿を起こさしむることゝした。忠雄は、余の専攻せる心理学を修め、数年前東
京帝大文科の業を卒へ、今現に教育に従事せる者で、かねて余の山陽フアンたる事を熟
知し、余の山陽に関する蔵書は、大抵通読せることでもあれば、本人も興味を以て、之
を諾して筆を進めた。

 彼に取りては、本書は処女作ともいふべきもので、余はその組織、内容、文章等に就
いても、多少の不安を持つて居たが、脱稿したものを一読するに及んで、全く余の期待
以上ともいふ可く、余は非常の満足を以て、更に厳密なる校閲の下に、多少の筆を加へ
たのであつた。初めは、余の名を以て、公にする筈であつたが、余としては、折角彼が
興味を以て、忙しい中より努力して書き上げたもの故、正直に彼の名を以て発表するこ
とを、三教書院の主人に交渉したら、主人もよく分つた人で、直ちに快諾したので、こ
の書は、正当の著者の名を以て、世に見参することゝなつたのである。
読者が之を諒知せられ、父子の心事に共鳴して此書を読まれんことを望む。
  昭和十四年六月十日                   高島平三郎識  」
とある。>

 「平三郎の父き之助賢斎は、阿部伊勢守の祐筆を勤めていた」とのことで、広島県福
山は私の先祖の出身地です。祖父自身も若い頃その地で教師をしており教え子が多かっ
たであろうと思われますので、その関係でこの本も広島の古本屋さんへ行ったと思われ
ます。
 
 私は、「祖父平三郎をたどり、先祖を調べる」ことをリタイア後の課題の一つとして
いますが、祖父は菩提寺を東京へ移してしまったと思われますので曽祖父以前を調べる
のはなかなか困難なようです。
 
 そこでお願いですが、備後福山藩の武士に関する資料がありましたらご教示下さい。
また郷土史にお詳しい先生をご存知でしたら、是非ご紹介いただければ幸いです。よろ
しくお願い申し上げます。
 まずはご連絡まで。                     合掌
                     
神鳥書店 神鳥大悟様                            >>

投稿: ROKAI | 2006年3月28日 (火) 18時20分

コメントありがとうございます。ご質問の件についての回答は本日メールにてお知らせした通りです。あまりお役に立てそうになく恐縮です……。

投稿: 神鳥大悟 | 2006年3月28日 (火) 18時44分

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